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オールスター競輪、初日が終わりました。

2014/09/12 9:05 閲覧数(1611)
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ドリームレース、
深谷知広が、金子貴志―浅井康太を連れて残り2周過ぎに脇本雄太をかましに行く。
脇本の後ろが、岩津裕介と神山雄一郎が併走だったこともあり、
難なく主導権を握ったかに見えました。

しかし、いくら鎖骨骨折明けの脇本とはいえ、
久しぶりのギヤとなる3.92で不安はあったはず。
そこを打ち克って仕掛けた勇気に私は感服しました。

深谷の話はこのあたりにしておいて、
今回は神山雄一郎の話でもしようと思います。

このドリームレースの発表があった時点で脇本の後ろで競ろうと思った。
と神さんは言っていました。
このコメント通り、しっかりと岩津と競り合い脇本の番手を奪取。
結果は4着でしたが、自分のできる範囲のことはやり切りました。

その前の、8月18日~20日の佐世保FⅠ戦。
決勝は関東勢に目標不在。
後ろに飯嶋則之。
自力タイプは飯野祐太に井上昌己。
飯野の先行1車です。

目標のない東口善朋と神さんの動向に注目が集まりました。

飯野のラインは山田敦也と2車です。
東口、神さんは3番手からまくりか、早めのまくり追込みとファンを始め、
私たちもそう思っていました。

しかし結果は、
後ろから押さえに来た飯野に合わせて神さんは上昇。
しっかりとインを切ってから飯野の番手に飛び付きました。
そして競り勝って優勝。
正々堂々と勝負する姿に感銘を覚えました。

東口の動向によっては、まくりも考える。
だから、顔見せから競りに行かなかったと思います。

何でもいいから勝てばいい、という風潮に一石を投じる走りでした。
やはり勝ち方にもこだわる選手は超一流です。
不意打ちで番手を取り切っても、何の価値もない。

そして、優勝インタビュー。
そのモチベーションはどこから来るのか?
と聞くと。
「GⅠを獲るまでは、まだまだ現役を続けたい」
と力強く答えると、場内は割れんばかりの拍手。

神さんは、全盛期と言われた頃より今の方が声援は多いと言ってます。
それは、目標に向かってあきらめることなく頑張っている姿に共鳴するからだと思います。
まさしく「競輪の神様」=神山雄一郎。

私と同級生ですが、あの姿勢は尊敬します。
1年でも長く現役を続けて欲しい選手の筆頭です。

そして、グランプリを獲って男泣きする神さんを見たいと思うのは
私一人ではないはずです。
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おっしゃる通り、神山様には是非グランプリを勝っていただきたいです。
今だに第一線で活躍される姿には、本当に頭が下がります。
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