ブログ

向日町競輪開設64周年記念から

2014/07/30 18:47 閲覧数(1433)
このブログを違反通報します
違反通報のフォーム画面へ移動します。
この向日町競輪開設64周年記念から、
村上義弘を始め、
村上博幸、稲垣裕之、成田和也、渡辺一成が3ヶ月ぶりに復帰する。

そこに、先の寬仁親王牌を優勝した深谷知広が参戦するのだから、
興味が湧かないわけがない。

この3か月間、
改めて競輪を外から見ることが出来たというのは、
長い競輪人生の中で、
貴重な時間だったのではないのだろうか。

村上兄を始め、
残りの4選手のここまでの道のりはホントに苦しかったと思う。
「競輪界の再生のために」
という思いから立ち上がったつもりが、
ボタンの掛け違いで
競輪界にたずさわる人たち、
それとは何の関係もないファン、
そして彼ら…
全員が傷つく形でこの騒動は決着がついた。

そこの部分では、
しっかりと反省してこれから競輪に取り組んでいただきたいと思っている。

そして迎えた向日町GⅢ。
彼らには、あまり笑顔というのは見られなかった。
「関係者やファンに迷惑をかけた」
という思いが強いことと、
京都勢にとっては地元が復帰戦という要素も重なっている。
競輪にたずさわる者、そして全競輪ファンがこの開催に注目している。
緊張しないわけがない。

村上弟は
「この開催の1週間前から緊張で吐きそうでした」


成田は
「自分たちが、いわき平競輪場で復帰戦を行うと思ったらヤバいです」
と村上たちの心境の苦しさを代弁した。

初日のレースは、
特選12Rで村上兄の前を松岡健介が、
予選9Rで村上弟の前を椎木尾拓哉が前を回る。

この番組を健介はおおかた予想していたのだろう。
ある意味、村上兄よりもプレッシャーを感じていた。
そして
「村上さんたちが休んでいる間、
自分がしっかりしなきゃいけないと思っていましたが、
正直肩の荷が下りました」
と語っていた。

椎木尾にいたっては、
もう顔は死んでいた(笑)


この向日町GⅢというのは、
つくづく村上兄弟に試練を与えると思う。

古くは、引退した松本整さんとの激闘。

記憶に新しいところでは存廃問題に揺れる最中での
村上兄の優勝。

そのたびに壁を乗り越えてきた。
今回はどんな形のフィナーレが待っているのだろうか…。
  • コメントする
  • 読者になる

コメント(1)

プロフィール画像

ゴジラ松井

ヤマコウ 殿 今日の投稿文章は論点を上手く纏めて実に良く書けていますね、自分は、物書きの端くれだけど、いい文章は書けず、恥を書く今日この頃です、ところで、明日からの向日町記念競輪にいよいよSS11が復帰するけど自分も楽しみにしていた一人です、ファンに対するお詫びは白熱したレースをする事しかないと思います、ヤマコウさんからも彼らに、その事を機会を捉えて話をして下さい、スカパーの解説をいつも楽しんでいます、暑いから体に気をつけて解説予想を的中させてファンの懐を暖めて下さいね。
投稿する
※コメント投稿後は編集・削除が行えません。投稿前に内容をよくご確認ください。
※コメントは承認制の場合があります。管理側で内容を確認するため、反映に時間がかかる場合があります。

Gambooでは、人が嫌がるような発言、著作者の許諾のない文章の投稿、公序良俗に反する投稿等を禁止させていただいております。禁止行為が確認された場合、予告なく削除、コミュニティ機能の利用制限、退会等の処理をさせていただくことがありますのであらかじめご了承ください。
コミュニティのご利用ガイドライン
TOPへ