武雄記念初日、王者・村上義弘は目標の藤木裕が不発になるピンチも自ら内に斬り込んで責任を果たした。

小松崎大地は豪快に捲って７連勝、私の期待した北津留翼も組み立ての拙さを脚力でカバー(笑)して予選を突破した。

04/18
武雄12RＳ級優秀
[枠車 名 期県]
1①村上　義弘 　73京
2②伏見　俊昭 　75島◎
3③内藤　秀久 　89神
4④小松崎　大地 99島▲
4⑤小倉　竜二 　77徳
5⑥小野　大介 　91島△
5⑦諸橋　愛　 　79新
6⑧荒井　崇博 　82佐
6⑨牛山　貴広 　92茨○

並び
①８５ ④２６ ３ ⑨７

④小松崎の勢いが止まらない。

ここは①村上に挑戦、連勝より内容に拘ってくるのではないだろうか。

それならば番手の②伏見には絶好の展開、かつては頂点に立った縦攻撃は依然健在だ。

伏見が前に踏みそうなので小松崎の残り目よりは捲ってくる⑨牛山と伏見後位の⑥小野を重視する。

オッズ次第では①村上・⑧荒井まで押さえてもいいが、現状では自力なら村上より小松崎に魅力を感じる。

二車単
②→④⑥⑨

それでは前橋へ、ミッドナイト二日目のガールズケイリンは断然人気の山原さくらが先行でも強さを見せつけたのに対して中村由香里は③着に敗れ明暗を分けた。

１Ｒは山原が４番手から杉沢毛伊子の仕掛けを待たずに自ら動いて主導権、道中最後方にいた杉沢もすかさず踏み込んで山原の番手に嵌まる絶好の展開に見えたが山原が堂々と押し切った。

元々強いが前回松山から凄まじい強さで５連勝の山原、基本的には捲りが主体だが先行でも強いところを見せられたのは大きい。

ガールズコレクションで先行したのは無駄ではなかったようで、今回は特に積極的に動けており２場所連続完全Ｖへ視界は明るい。

杉沢は勝負所でのダッシュはよかったがあの形で全く詰め寄れなかったのはややショックか、力の差を見せつけられてしまった。

③着が重光啓代、前受けからスピードが上がる前に山原に叩かれたが山原→杉沢の３番手には収まって流れ込み、ダッシュ力が課題だが初日から動きは悪くない。

一方の２Ｒは矢野光世が大金星、会心の先行で中村を退けた。

初手は直後に中村が入る形だったが、仕掛けた時に手柴敦子を間に入れられたのが大きく、中村は外に浮いた選手が邪魔になり仕掛け遅れたのも痛かった。

辛うじてコーナーワークを利して捌いた中村だが車が出ず、手柴と仕掛けが合ってしまったこともあり外へ浮いてしまった。

矢野は手柴を併せ切っての逃げ切り、態勢を立て直して追い込んだ中村は手柴も捕らえられず③着に終わり波乱となった。

矢野は力を出し切れればこのぐらいは走っても驚かない。

お世辞にもレースは上手いとは言えないが、脚自体は上位を脅かすだけのものを随所に見せているだけに今後も楽しみだ。

手柴は⑥番車からＳ取りに成功、矢野が単独で前に出てくれて番手絶好になった。

中村は今回は展開負けだが包まれないような運行が必要か、一連のレース内容を見ていると比較的33バンクは不得手のようにも思う。

4/18
前橋1Rｶﾞｰﾙｽﾞ一般
[車 名 期県]
①田中　麻衣美 102新△
②山口　菜津子 102高○
③三輪　梓乃　 102広◎
④後閑 百合亜 102東
⑤高松　美代子 102神▲
⑥青木　志都加 104京
⑦野口　諭実可 102群

予選２は枠順に泣いた③三輪だがここは実績上位、気持ちよく勝って終わりたい。

これに次ぐ得点があるのが③山口だが今回は精彩を欠くだけに過信は禁物だ。

以下は難解だが予選２は中村マークからインを突いて見せ場があった⑤高松、枠順重視で①田中を抜擢する。

地元⑦野口も一般戦なら主力級の評価が必要だが、連日勝負所で離れており大外のここも苦戦か。

ここは少し手が広がってしまうが、取りガミ覚悟で三連複５点挙げておく。

三連複
③②＝①⑤
③＝①⑤⑦

4/18
前橋6Rｶﾞｰﾙｽﾞ決勝
[車 名 期県]
①山原　さくら 104高◎
②重光　啓代　 102静△
③中村　由香里 102東○
④大和　久保美 102福
⑤杉沢　毛伊子 104静
⑥手柴　敦子 　104熊
⑦矢野　光世　 104福▲

気配が突出している①山原、今回は前々に動けているのもいい。

強敵は揃ったが２場所連続完全Ｖに期待する。

相手は力で③中村、同じミスはしない選手だしもちろん逆転できるだけの脚力がある。

⑦矢野は掴みづらいところがあるがこの相手でも一発あっていい。

その矢野を退けた初日が印象的だった②重光もスピードに乗れれば一角崩しはある。

⑤杉沢も怖いがあの形で差せないとなると逆転は望みにくく、ここは押さえまでか。

ここは置きにいかずに山原頭で勝負、中村が不発なら好配当必至だ。

三連単
①→②③⑤⑦