106期（女子３期）生がデビューして半年、以前ガールズ選手の通算成績を調べたときにはまだデビューしたばかりで出走数が少なかったので除外して掲載したが、ここで改めて確認してみよう。

※数字はKEIRIN.JPより抜粋、左から通算勝利数/勝率/三連対率、丸数字は優勝回数。

小林　優香　29/96.6/100.0⑩
奥井　迪　　29/65.9/86.3⑦
石井　貴子　17/73.9/86.9⑥
長澤　彩　　14/40.0/74.2③
高木　真備　９/23.0/66.6②
山本　奈知　７/17.9/56.4①
飯田　よしの５/12.5/30.0
金田　洋世　４/10.0/27.5
小川　美咲　３/8.5/25.7
高橋　千秋　３/7.6/28.2
山本　レナ　３/7.1/16.6
高橋　梨香　３/6.8/52.2
宮安　利紗　２/4.7/16.6
山路　藍　　２/4.4/16.6
竹井　史香　１/2.4/48.7
濱田　瞳　　１/2.4/31.7
青木　美優　０/0/23.8
上原　七衣　０/0/14.2

上位陣はほぼイメージ通りだろう。

出走数は違うが奥井が勝利数では小林優香に並んでしまった。

９連勝のあと11連勝と近況は①着を量産、しかも常にド先行で内容も文句のつけようがない。

小林優香と石井貴子ばかりが注目されていたが、奥井がこれほど強いとは驚いた。

早くも18人中16人が勝ち星を挙げているのは以前にも申し上げたとおり、とにかく層が厚い。

このような数字から注目したいのは競走得点とのイメージの差異である。

競走得点はあくまでも平均点、ガールズに限ったことではないが④⑤着ばかりの選手と⑦着もあるが①着もある選手とでは車券を買う側としてどちらに注意すべきかは言うまでもない。

特筆すべきは飯田と金田、ともに競走得点は50点に満たないが飯田は早くも５勝、金田も４勝を挙げている。

逆に竹井・高橋梨香・山路あたりは②③着タイプ、平均値は高くても①着は少ない。

もっともこれらは決勝に進出することも多く、相手が違うので単純に比較するにはまだ分母が小さすぎるが、一般戦での一発があるのは飯田と金田、あるいは京王閣で２勝目を挙げた宮安も今後注目したい。

未勝利勢は残り２人、青木美優は勝てないまでも再三車券に絡んでおり、一般戦ならいつ勝ってもおかしくない。

上原は長期欠場中でもありやや厳しい状況、それでもすでに４回の③着があり、今後に期待したい。

さて、防府記念「周防国府杯争奪戦」初日はアジア王者中川誠一郎が近畿の二段駆けを粉砕、一気の仕掛けで村上義弘を飲み込んでしまった。

脇本雄太は番手の金子貴志を振り切って圧巻の逃げ切り勝ち、浅井康太もしっかり初日を①着でクリアした。

10/26
防府12RＳ級優秀
[枠車 名 期県]
1①金子　貴志 　75愛
2②村上　義弘　 73京○
3③中川　誠一郎 85熊◎
4④萩原　孝之　 80静
4⑤浅井　康太　 90三▲
5⑥山口　泰生　 89岐
5⑦脇本　雄太　 94井
6⑧桑原　大志　 80山△
6⑨池田　勇人　 90埼

並び
⑤１６ ⑨４ ⑦２３８

初日圧勝した③中川が近畿３番手から、苦せずしていい位置になりそうなここは連勝が狙える。

もちろん②村上が大本線、あとは総合力で⑤浅井と中川後位の⑧桑原を押さえる

三連単
②＝③→⑤⑦⑧
③＝⑤→②⑧
③→⑧→②⑤