まずはお詫びと文句(笑)。

今朝KEIRIN.JPを見たところ、梶田舞の賞金額が\8,972,900となっていた。

開催前の梶田の賞金が\8,662,900であり、私の計算では③③②着だと37,000＋37,000＋146,000で\8,882,900のはずだが、この９万円の差額はいったい何なのか。

何度もJPを確認したが私が賞金額を間違えたわけでもなさそうだ。

とするとこれは何かしらの手当なのか。

だいたい梶田の賞金の900って何よ…(笑)。

それはさておき、この差額は何なのか気になっていたところで新聞を読むと、今度は小林莉子が優勝すれば梶田の賞金額を上回るという。

ちょっと待て、私の計算では小林が優勝しても\8,850,000のはずだが、防府（１号）と川崎（２号）では賞金だけでなく手当も金額が違うのだろうか。

遊びとはいえ多くの方々に見ていただいているにも関わらず、このあたりをよく取材せずに単純にJPの賞金で計算してしまった私もダメだが、JPにしても他マスコミにしろもう少し選考基準になる部分をはっきりと表記して、我々にも分かりやすくしていただきたいものである。

総選挙のときもそうだが、終わってから結果だけドンと出されてもいまひとつ盛り上がらない。

ガールズＧＰ出走をかけての賞金争いにしても「過程」を楽しみたいのであって、そこが分かりやすくなければいけないと思う。

というわけで読者諸兄の皆様には誤った記事を深くお詫びするとともに、ガールズＧＰのメンバーに関しては正式な発表があるまで触れないでおくことを申し上げておきたい。

さて、ガールズケイリン川崎決勝は高木真備が強力メンバー相手に堂々の逃げ切り勝ち、見事な優勝を飾った。

レースは小林→山本奈知→高木→門脇真由美→中川諒子→中村由香里→奈良岡彩子という初手の並び、中村が６番手から上がると併せて高木が前に出るが、なんと前受けの小林はあっさり中村を入れてしまう。

最終ホームでは完全に一本棒、門脇が仕掛けるがこれを楽々高木が併せ切る。

番手絶好になった中村が発進しようとするが、高木の強烈な踏み直しの前に全く車が出ない。

粘る高木に再度差しに行く中村、さらには３番手で脚をためていた小林が怒涛の追い込みで襲いかかる。

中村は伸びず、高木と小林の争い、勢いは完全に小林だったが高木が予選２に続いて小林をわずかに封じて逃げ切り２回目の優勝を飾った。

小林は鋭く追い込むも②着、中村は絶好の展開を生かせずまさかのハコ③となり、中村と人気を分けた中川は後方のまま見せ場なく⑦着に惨敗した。

高木は予選２以上の素晴らしい内容、間違いなくデビュー以来のベストレースだろう。

何度も申し上げるが勝ったレースだけを並べるとかなり強い内容、格好いい勝ち方のできる選手は限られているがそのなかの一人に数えられる。

もちろん成績が示す通りまだまだ安定感がないが、当面は内容を重視の競走に徹していることもあり年齢的にもこれからどんどん強くなってくるのは間違いない。

やはり在校・卒記ともに２位で小林優香と石井貴子（千葉）の間に割って入っているのはだてではないようだ。

小林は着差が着差だけに悔しい②着、先述のとおり優勝ならガールズＧＰの切符を得られたのであれば痛恨の極みである。

中村に入られてしまった（入れた？）のが全て、並走するよりはと思ったのだろうか。

最後は本来の伸びが見られただけにあまりにももったいないレースだった。

中村は番手絶好から捲りに行くも高木に併されてアップアップ、伸びを欠き屈辱のハコ③を食らわされた。

高木を甘く見ていたのだろうか、最初から差しに行っていれば結果は違ったかもしれない。

中川は枠順に泣いた形だが、脚はあるのだからどこかで一回動いておくべきだっただろう。

最初から捲り狙いで全く動かず、そのまま後方になってしまった。

ガールズにはラインがないので全くの偶然だが東京勢で上位を独占、明らかに層が厚い。

ちなみにJPに載っている最終的な賞金額を見ると

中川\8,976,000
梶田\8,972,900
莉子\8,787,000

やはり誰一人として計算が合わない(笑)。

なお青森記念「善知鳥杯争奪戦(G3)」決勝は新田祐大が優勝、突っ張った武田豊樹の３番手を確保しての追い込み勝ちで新たな一面を見せた。

10/01
立川10RＳ級予選
[枠車 名 期県]
1①加賀山　淳 94千
2②飯嶋　則之 81栃◎
3③栗山　俊介103奈▲
4④家田　真宏 68愛
4⑤遠澤　健二 57神
5⑥大塚　玲　 89神
5⑦菅田　和宏 88城○
6⑧笹川　竜治 71新
6⑨光岡　義洋 73愛

並び
⑦２８ ①６５ ③９４

２班になり予選スタートの②飯嶋だが言うまでもなく実力は特選クラス、ここは⑦菅田を目標にどんな展開になっても突っ込んでくるだろう。

この両者が大本線だが昇龍③栗山は押さえたい。

二車単
②→③⑦