京王閣ダービー二日目の第九競走は、本線の吉田拓矢-後閑信一も支線の柴崎淳-坂口晃輔も落車してしまい、「阿竹智史-桑原大志」は筋車券にもかかわらず二車単で一万余円の配当。ここから桑原の「マーク」「マーク」「マーク」「マーク」が始まった。
二次予選は松岡貴久-桑原の「捲り・マーク」、準決は迷いながら選んだ深谷知広-浅井康太の三番手が大正解だった。そして決勝は「空席」だった三谷竜生との「追い込み・マーク」で二車単はまたまたマンシュ―だ。
見方を転ずれば、桑原大志の「前」を走る選手には一着が約束されていたことになる。昔の特別競輪ならマーク選手の「マ・マ・マ・マ」は珍しくなかろうが、当世の競輪では稀有の出来事と言えよう。それもラインが崩れての「結果マーク」ではなく、目標にしっかりの「最初からマーク」なのだから、何だか微笑ましい?
触りもしないへぼ予想で全滅の俺だが、暴れん坊の三谷竜生の優勝なのだから買えないことはないだろう! ちょっと悔しい気分である。
決勝は地上波での中継があったから、自宅で見るという母親に武田豊樹から「五―三」「五-六」「五-九」の二車単を買ってあげた。いつもは「惜しかったねえ、あなたの言う選手はかならずいいところまでくるから……。」と、俺の予想を精一杯称えてくれるおふくろも、かばいようのない結果に今だ電話がない。
ブログ
最近のブログ
- 導火線に火を点けたのは~ウィナーズカップ決勝観戦記 2024/03/24 17:33
- 車窓から、準決から~ウィナーズカップ決勝戦 2024/03/23 19:05
- 花、海、いで湯~伊東GⅢナイター観戦記 2024/03/17 21:21
- 番手捲りを打たれる番~伊東GⅢ決勝戦 2024/03/16 23:04
- メイクドラマ~清水剛志のS級初優勝 2024/03/13 17:29