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高松G2振り返り

2017/03/25 7:36 閲覧数(1698)
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みなさんこんにちはm(__)m
お久しぶりです。
ヤマコロジーの時間です。

先日行われた、高松ウィナーズカップ
優勝は郡司浩平で幕を閉じました。

私が優勝インタビューを担当させていただいたのですが、
私も競輪選手になる息子を持つ身、
TVカメラの向こうのお父さん(盛男・50期)はさぞかし喜んでいるだろうな…
と真っ先に思いました。

昨年暮れの佐世保GⅢの優勝は石井秀治。
2月の奈良GⅢは根田空史。
全部、郡司の先行に乗ってのVでした。
特にGⅢ初優勝の根田の笑顔は印象的でした。

「郡司の方が格上なのに、何で無理な先行するんだ!」
と言った意見もよく聞きます。
しかし、今彼が見えている風景は
平塚GPに出走することのみ。

実際、高松の準決は根田の先行に乗って決勝入りを決めました。
奈良の優勝がなければ、また違った結果になっていたはず。
「損して得取れ」という格言がありますが、
目先の1勝ではなく、もっと長いスパンで見ていると思います。
そこを我々が伝えていかないと、競輪という姿にフィルターがかかってしまう。
大事な役目です。

さて、決勝です。
先行する稲垣裕之の4番手を取ったのが最大の勝因ですが、
平原康多の強さが、郡司の勝利を呼び込んだともいえます。
稲垣もレース後
「平原クンがどこで来るか分からなかったのでオーバーペースになってしまった」
と、レース後コメントしていましたが、
これが、平原でなかったら稲垣ももっと引き付けて駆けていたと思います。
引き付けられなかった結果、バックで垂れてしまい郡司にまくられた。
やはり、競輪を理解しようと思うと要所も大事ですが、
大局を見るとさらに面白くレースを見ることができると思います。

稲垣にも先行しようと思う理由がありました。
それは、近畿勢が今回大将抜き(村上義弘が骨折で欠場)での戦いを強いられたということ。
もう一つ、
「今回落車した先輩のために頑張る」
という気持ちが強かったことがあげられます。
これと平原の強さが重なって、オーバーペースを生んだ。
その結果、郡司の優勝で幕を閉じました。
郡司に、チャンスを掴む脚力が備わっていたことが最大の要因ではありますが、
いろんな要素が複雑に入り混じった結果といえます。。

競輪は実に奥が深いギャンブルスポーツだと思います。


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