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立川競輪グランプリシリーズ第2弾

2016/12/29 17:54 閲覧数(1141)
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グランプリシリーズ第2弾、
ヤマコロジーの時間です。

さて、昨日のコラムで岩津裕介が京都両者の後ろに付く!
ということで3車となり、このラインが優勢に進めていくだろうが、
はたしてそうだろうか?
というコラムを載せました。
その続きを書きたいと思います。

私は、グランプリで一番大事な要素は、
「勝ちたい」
という気持ちも大事ですが、
「雰囲気に呑まれない」
ということも大事です。

これができないと、勝負どころで委縮したり、
力が入り過ぎて、本領が発揮できなかったり、
といろんな弊害がでます。

そう
「平常心」
です。

では、その平常心を保っていられるのは、
どんなレースでも力を発揮できるレースをすることです。
普段できない選手が、その日だけできるなんてことはありません。
ましてやグランプリではなおさらです。

どの選手も、グランプリに出場するくらいですから、
レベルの高いところで競い合っています。
ただ、その中でもランクはあります。

ラインの先頭を走る5選手の中で(単騎も含む)、
一番勝負度胸があるのは、間違いなく平原康多です。

例えば、
今年の松戸オールスター競輪決勝、
村上の後ろを回る、稲垣に人気が集中しました。
あとは、平原に武田豊樹、木暮安由と続く関東ライン、
新田祐大に菅田壱道の北日本コンビ。

このオールスター競輪が終わると、賞金ランキングはだいたい絞られてきます。
その時の平原は、名古屋ダービーでの落車などで大きく躓き、
オールスターで少しでも上位に入って賞金の上積みをして後半戦に挑みたいところ。

結果的には、京都3番手を回った岩津裕介が優勝したのですが、
スタートで、平原と稲垣の牽制がありました。
私は、少し意外に思いました。
平原の戦法からすると、新田が前を取った以上中団でいいはず。
それを敢えて牽制しました。
これは、「先行する」という意思表示です。

それを察した村上が、
「突っ張られる」
と思って早く平原を押さえに行き先行しましたが、
村上の感性がなければ、平原が先行して武田の優勝だったと思います。
名古屋の高松宮記念杯を優勝した新田は、
ホームで緩みましたが、仕掛けどころを待ちすぎて平原に掬われ後退。
GP出場権を持っていただけに仕掛けてもよかったかな、と思います。

レース後、武田に確認したところ
「平原は先行するつもりでした」
とひと言。
どんなレースでも、力を発揮できる環境に身を置いているのです。

そんな平原が、グランプリで仕掛けどころを逃すでしょうか。
私はそう思えません。
稲垣の3番手にこだわらず、残り1周で緩んだら行くはず。
立川競輪場は、非常に直線が長いです。
走る立場からすると、
通常の400バンクから、そこからさらに二呼吸くらいゴールが遠いです。
その平原に乗って、武田が有利に運ぶのではないかと思います。

 
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