まだまだ寒さが続く日本列島、今年も「インフルエンザ」が各地で猛威をふるっております。健康に留意してお身体に気をつけてお過ごしください。

高知競輪は例年に比べ開催が多くミッドナイトも含めてやや過密日程の状態ですが、そんな中、高知市営競輪が１３日～１５日と２０日～２２日で、いずれも月曜日から水曜日、前半が「山崎勲杯」で後半が「坂本龍馬杯」のタイトルとして三日間行われます。どちらもＳ級上位戦の選手も含まれていますので、是非本場へのご来場をお待ち申し上げております。

さて、２つの高知市営競輪開催の合間に今年最初の「ＧⅠ・第３２回全日本選抜競輪」が、茨城県の取手競輪場４００バンクで初開催されます。
今年は総合力で平原康多が一歩抜きん出た存在で優勝候補の筆頭に推されそうですが、好実績の地元戦武田豊樹も逆転を狙って行きそうです。昨年のグランプリの覇者村上義弘も、稲垣裕之が上位クラスに定着してきており共闘してタイトルを目指すでしょう。久し振りの実践となる新田祐大も全日本選抜に関しては山崎芳仁、渡邉一成と東北勢が目下連覇中で勿論優勝を狙って来そうです。近況ちょっぴり不安な動きの浅井康太ですが、今年もＳ級Ｓ班キープの実績がありますので深谷知広と共に早めのＧⅠタイトルが欲しいところです。年末年始にかけて記念連覇の原田研太朗も、今年は真価を問われる年となりそうで、Ｓ級Ｓ班復帰の岩津裕介と中四国で波乱を呼ぶか注目です。位置取りは淡白な中川誠一郎ですが、今年の初戦記念制覇とやはり侮れないところです。そして、忘れてはならないのが地元茨城の選手たち、注目は有望株吉田拓矢、吉澤純平らの機動力で上位進出を狙ってきます。そのほかでも芦澤大輔、横山尚則、杉森輝大の総勢６名が出場予定ですので活躍に期待したいところです。

最後になりますが、今回は今年の注目株を数名挙げてみようと思います。既に先行捲りパワーはトップクラス新山響平、今年こそグランプリに出場を吉田敏洋、タイトルに近い男竹内雄作、世界の脚力を日本の競輪でも脇本雄太、ぐんぐん伸びる先行力で上昇中三谷竜生、変幻自在の立ち回りが魅力の古性優作、九州一番の成長株山田英明辺りが上位進出の勝負を賭けてきそうで、準決勝戦波乱を呼ぶ男としての「穴目推奨」、好走が期待できそうです。人気が無い時ほど狙い頃となりそうですので是非注目して下さい。