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国際自転車トラック競技支援競輪in小田原

2017/02/09 15:55 閲覧数(1497)
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みなさん、こんにちはm(__)m
「ヤマコウカップ」が無事終わり、ホッと一息ついているヤマコウです。

今回は
「第4回国際自転車トラック競技支援競輪in小田原(GⅢ)
に来ています。

その前に、奈良記念競輪決勝について振り返りたいと思います。

優勝は根田空史。
郡司浩平の2周先行に乗って、バック番手まくりで快勝。
記念初優勝は、突然やってきました。

1番の勝因は、郡司浩平と一緒になったこと。
郡司は、昨年12月の佐世保記念決勝でも小埜正義の前で2周先行。
新山響平にレースをさせませんでした。
優勝は石井秀治でしたが、郡司の男気が光った決勝でした。

その郡司が、根田の前を回る。
先行しか考えてなかったと思います。

郡司は、今年の暮れの
「平塚グランプリ」
にどうしても出たい。
そのためには、まずはGⅢの優勝よりGⅠでの活躍が必須。
根田の優勝にはそんな伏線があったと思います。
もちろん、3年位前から南関の結束力は非常に高かったのですが、
ここに来て本格化してきました。
郡司もその流れに沿っただけかもしれませんが、いい形で自分に返ってくると思います。

昨年の競輪祭は9,8,9着で3日間を終えましたが、
根田も南関勢の前でずっと頑張ってきた選手です。
こうやって報われると、こちらもとても嬉しく思います。

レースは、近畿先頭の三谷竜生が、
郡司の後ろを捌くか、引いてまくるか悩んだことも根田に有利に運びました。
捌くと混戦になるので、山崎芳仁にかまされるかもしれない。
最初から根田を捌くレースも、これからのレースを考えると竜生としてはやりたくない。
いろんな要素が、残り2周半で絡み合いました。

郡司は、根田がすんなり回ったことで2周迷いなく駆けることができました。
あとは、根田は竜生や山崎にかぶらないタイミングで前に踏めばいい。
準決までの走りで、チャンスを掴む力は十分あることが分かっていましたから、
勝負は赤板で決まったといって過言ではないと思います。

結果は、根田が番手まくりで優勝しただけに見えますが、
そこに至るまで複雑な要素が絡み合って優勝したのです。

そこで、小田原トラック支援GⅢです。

今回、その根田が追加で入って優勝候補筆頭となりました。
奈良記念の最終日に追加が入ったので、気持ちが切れていることはなさそうです。
ただ、奈良で根田に連敗を喫した太田竜馬がいます。
太田の気持ちは。「ここで一矢報いたい」という気持ちは当然持っているでしょうし、
もっていないと、これから上位では戦えません。
鈴木竜士や堀内俊介らの若手も、
「太田に好きにさせない」と思っていることでしょう。

競輪界にも世代交代は確実に進んでいます。
その意味でも小田原トラック支援GⅢは楽しみな3日間になると思います。



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コメント(2)

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つよポン

さすがのコメント恐れ入ります。根田に千葉の仇を奈良で取られた太田竜馬
の小田原の挑戦は見ものですね。
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捲り届かずタイヤ差

とても素晴らしいコメント。競輪の魅力である、レースはその場限りでなく全て繋がっているから面白いと感じます。奈良記念の決勝は根田選手の今までの歴史の結果と感じました。郡司選手は将来本当に楽しみです。
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