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同期の絆

2017/05/22 14:48 閲覧数(569)
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昨年から最大のビッグレースがゴールデン・ウイーク開催の「第71回日本選手権(通称ダービー)・GⅠ」今年は東京・京王閣競輪場で6日間の長丁場で無事7日に終了致しました。
その決勝戦は、深谷知広―浅井康太の中部勢の3番手の好位置をキープした「三谷竜生(みたに りゅうき)・101期・奈良」が鋭い捲り追い込みを決めてGⅠ初タイトルを獲得しました。2着には、ここ三谷マークを選択した山口・桑原大志(くわはら だいし)が入線して、このメンバーの中では一番の人気薄で決まり、2車単、3連単共なかなか良い配当金となりました。浅井が3着でしたが、深谷の掛かりが良かったのか伸びは一息の印象でした。このレース圧倒的な人気を集めた関東平原康多―武田豊樹も仕掛けて行きましたが、結局捲り切れずに終わり、又その前に先に叩いた山田英明―園田匠の九州も上手く封じ込められて惨敗、平原―武田の後ろから動く雰囲気をみせた守澤太志も、その流れに乗り切れず敗れてしまいました。

さて、時代の流れを変えた三谷選手ですが、父は引退した元選手の典正さん(49期生)に、実兄政史(93期生)、将太(92期)さんも現役のS級選手で有名です。以前は滋賀県在籍(政史さんは滋賀)でしたが、大津・びわこ競輪場が廃止となり奈良県に移籍したと言う噂で、新天地での努力の結果がこのタイトルに結びついたと思われます。「暮れの平塚・グランプリ」初出場をゲットした今後の活躍に期待します。

そう言えば、高知から故郷の京都に移籍した「山本伸一」さんが以前に、練習地などをお聞きしたところ「僕は主に練習は同期生の竜生を含めて三谷兄弟とする事が多い」と言ってた事を思い出してしまいました。その好調の時期には猛練習の結果が現れたと思われ、今年の4月の高知記念準決勝での鮮やかな捲り勝ちが印象的でしたが、最近事故の多い彼が残念ながらそのダービーでも落車したので少し不安が脳裏をよぎりました。又、元気な伸一さんの姿を見せて欲しいものです。

さて、3日に終了しました「高知ミッドナイトレース」では決勝戦結果は地元高知両者でワン・ツーが決まりましたのでお伝えしておきます。その決勝戦チャレンジ戦ですが、「徳島・清水一幸(しみず かずゆき)の先行を109期同期生の地元「山本拳也(やまもと けんや)が番手捲りを放ち、さらにそれをマークした「水木裕聡(みずき ひろあき)・96期生」が準決勝戦の勝ち星に続き、久し振りの優勝を手中に収めました。人気を集めた同期「大石剣士(おおいし けんし)」―「近藤夏樹(こんどう なつき)」の強力南関東の仕掛けを許さずの勝利だけに価値があり、改めて「同期の絆」を感じた一戦でした。これからは以前も明記しましたが、強い107期・109期に加え、101期以降のタイトルホルダーがどんどんと増えて行きそうな予感です。  
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