皆様、おはようございます。
１週間のご無沙汰でした。

今週末のオートレースは、我が心のホーム・浜松オートで行われている伝統のG1開場記念ゴールデンレース。迎える今日が４日目、いよいよ勝負の準決勝となります。
という事で、今日は準決勝４個レースの前予想にて、皆様のご機嫌を伺います。

今回も例によって浜松現地遠征・・・なのですが、日曜は別件の予定が入っているため、参戦自体は本日のみとなっております。

一気に初夏から夏を迎えたかのような気候となっている浜松地方。今日も最高気温は25度を超えそうな勢いで、走路温度もこれにつられて上がって行く・・・灼熱とまでは言わないまでも、かなりの熱走路になる事が予想されます。

となれば、何と言っても狙い目は軽ハン勢の前残り。ヒラ開催のそれとは違い、番組構成的に０ｍに置かれるのもＡ級のそれなりに腕を持つ選手、ちょっと後ろが混戦になったり、ペースが落ちさえすれば、まんまの逃げ残りも期待できる、そのような季節になって参りました。
その点も踏まえ、早速前予想に入りたいと思います。

天気の心配なく、想定は良走路一本。走路温度もピーク時40度台後半辺りを想定してみたいと思います。


＜ハンデｍの後の印＞
　△：今節中にハンデ10ｍ軽化
　▼：今節中にハンデ10ｍ重化


[2017.05.20]　浜松
G1開場記念ゴールデンレース・４日目
【９Ｒ】準決勝戦　　3100m（６周）
良
　①中村晋（浜）０▼
◎②佐久間（伊）０
　③中村友（浜）10
　④遠藤誠（浜）10
△⑤山田達（川）10
○⑥人見剛（山）10
注⑦木村武（浜）10
▲⑧高橋貢（伊）10

初日から快速逃げを披露していた①中村晋も10ｍ重化では厳しいか。ハンデ据え置きとなる②佐久間の方が０ｍ勢では分が良い。あくまでスタートで10ｍ後方の主力勢に叩かれない前提ではあるが、スタート残すと、高位安定の機力状態は主力10ｍ前の中では特筆すべきレベル。今節も連日試走3.3秒台をマークしており、ここまでの予選道中では展開面で多少成績が見劣りするものの、０ｍ早め先頭の逃げ展開なら話は違う。浜松で２枠と言えば主力10ｍ前の位置で優勝を決めた時のゲンの良い枠でもある。走路温度の上昇と共に、追いが厳しくなるようなら尚更ここを中心に狙ってみたい。
これに対抗する主力10ｍ勢は、まず抜け出されると速い③中村友だが、これもあくまでスタート先行条件。たまに最内枠からスタート先行する場合もあるが、このレースに関しては外枠勢の方がスタートに関しては上手であり、やや厳しいか。④遠藤誠、⑤山田達と切って行く上を⑥人見剛が得意のスタート一発決めて早めに攻めると見たい。これに外枠から⑧高橋貢が付いて行く展開も、初日から好時計マークしている⑤山田達が位置的にも魅力。
この中では実力上位の⑦木村武だが、近況やや精彩を欠く面有り、この枠順は連下一杯か。

＜良走路＞
本線（３単）：２－６８－５６７８
押え（２単）：６－２８、８－２、２＝５


[2017.05.20]　浜松
G1開場記念ゴールデンレース・４日目
【10Ｒ】準決勝戦　　3100m（６周）
良
　①木村享（伊）０
　②鈴木辰（浜）０
◎③牧野貴（川）０
△④松山茂（浜）10
　⑤岩科鮮（浜）10
○⑥濱野淳（山）10
▲⑦佐藤貴（浜）10
注⑧永井大（川）10

こちらも初日から快速逃げ披露の①木村享、ハンデ10ｍ重化がどう響くか。枠なりにスタートを切っていけると面白い存在だが、今節に関してはスタートに加え機力も良いレベルにある②鈴木辰に先行される展開だとさすがに厳しいか。その上で、ここも０ｍ勢から③牧野貴の早め抜け出しを狙ってみる。スピードに関しては９Ｒの佐久間ほどでは無いが、一度前に出ると粘りを発揮しよう。
ここも対抗は主力10ｍ勢、ここまでの成績は⑧永井大が最上位と言えるが、浜松との相性が決して良いとは言えず、相手一気強化となる準決勝で、得意のカマシスタートが決まるかどうかによってその後の展開は大きく左右される。特に⑥濱野淳、⑦佐藤貴のスタート巧者２騎がこれを食い止めると、一気に混戦となる。

＜良走路＞
本線（３単）：３－６７－４６７８
押え（２単）：６－３７


[2017.05.20]　浜松
G1開場記念ゴールデンレース・４日目
【11Ｒ】準決勝戦　　3100m（６周）
良
　①矢野正（山）０▼
○②山浦博（浜）０
注③鈴木宏（浜）10
　④藤波直（浜）10
△⑤斎藤撤（川）10
▲⑥西原智（伊）10
　⑦金子大（浜）10
◎⑧浦田信（飯）10

ここもまず気になるのは０ｍ勢、とは言え①矢野正はハンデ10ｍ重化、スピード面でもここに入ると見劣りする。20ｍ前の単独逃げなら通用しても、それだけこのレベルにおける「10ｍ重化」は（特に展開面、自分のペースに持ち込めるかどうかという点において）大きな違いとなる。逆に②山浦博は、主力10ｍ前の外枠からの０逃げには定評が有り、優勝候補級とも渡り合える逃げを披露する。今節も初日から試走3.3秒台前半をキープ、本走でも3.41～42をコンスタントに出しており、機力面・展開面で十分台頭可能。強烈なスタートを持つ③鈴木宏の存在が気になるところであるが、ギリギリ叩かれるまでには至らないと見る。叩かれさえしなければ、③鈴木宏の機力状態は②山浦博より下、道中逆転とまではいかないだろう。
とは言え、ここは何と言っても初日から土つかずの３連勝をマークしている⑧浦田信には逆らえまい。②山浦博の逃げは、逆に言えば「せいぜい3.41が一杯」、そう考えれば目イチの逃げに対しても3.39あれば⑧浦田信も十分逆転可能な計算となる。当面の相手も、半年弱の復帰緒戦でいきなりG1とややハードル高そうな⑦金子大であればチャンスも十分。そもそもこの大会は2007年から４連覇を決めている「元祖・ゴールデン男」が強烈な追込みを見せよう。
これに続くのは、この位置ならスタート先行が怖い⑥西原智、機力充実している⑤斎藤撤あたりか。

＜良走路＞
本線（３単）：８－２６－２３５６
押え（２単）：２－６８


[2017.05.20]　浜松
G1開場記念ゴールデンレース・４日目
【12Ｒ】準決勝戦　　3100m（６周）
良
　①梅内幹（川）０
注②塚越浩（伊）０
▲③浅田真（浜）０
△④谷津圭（伊）10
　⑤渡邉篤（浜）10
　⑥伊藤信（浜）10
○⑦中村雅（川）10
◎⑧鈴木圭（浜）10

前節のSGオールスター２日目から並んだ白星は昨日までで計７つ。破竹の勢いを以て進む次代のニュータイプレーサー・⑧鈴木圭。以前からニュアンスとしては再三申し上げているが、この男にこれまでの常識は通用しない。走路温度がちょっと高かろうが、夏場に近い気候になろうが、試走は3.2秒台を連発するし、本走タイムも１人異次元の状態。もちろん準決勝になって相手は強化しているが、とにかく大外枠でも一気に内側各車を飲み込める「超」速攻スタートを武器に、当面のライバルは序盤で決着を付けてしまう。とにかく圧巻は連日のスタート。他の選手よりもワンテンポ早くチェンジを入れられる（そこまでに早くもスピードが乗っている）ため、トップギアに入った瞬間、まだギアチェンジ前の他者を大きく引き離す事が出来ている（３日目のレースはそれが顕著に出た）。これにより、１角ではライバルを完全に置き去りにするスタートが切れている。相手関係のレベルは上がっているが、ここも早期決着してしまうと見て、信頼の本命とする。
相手も、12Ｒならそろそろ追込決着決まると見て、⑦中村雅。まだ復帰後それほど経っていないため、万全の状態とはまだ言い難い部分もあるが、早めの展開を作れれば。逆に⑥伊藤信の懸念材料は、（これも以前から申し上げている通り）なぜか「地元浜松で勝負の懸かったレース」で悉くスタートを失敗している傾向にあるところ。今日は内にも外にも強烈なスタート速攻タイプが揃ってしまい、これをも制して行こうとする姿勢が空回りしそうで何とも不安が大きい。
また、⑤渡邉篤も「スタートはとても早いけど、その後の展開が・・・」と、捌きの腕に不安は否めず、ここも面白そうなのは０ｍ勢。特に、外枠に置かれた時のカマシスタートに大いなる実績を持つ③浅田真が、②塚越浩あたりの抵抗をかいくぐり、うまくトップスタートを決めてくると、これも捌きは不安ながら逃げ展開になると豊富なスピードを武器に粘ってくる。
また、船橋時代から「穴は谷津の３着」と相場は決まっており・・・。

＜良走路＞
本線（３単）：８－３７－２３４７
押え（３単）：７－８－２３４
押え（２単）：７－３


以上です。
本日も、少しでも車券のお役に立てれば・・・と思います。