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八十二番じゃないかァ!

2017/05/09 20:59 閲覧数(645)
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 散歩の途中のミニストップで好物のバニラ・ソフトクリームをほおばった。夕風が心地よくイヤフォンから『I SEE Reflections in Your Eyes』が流れた、その時だ。
 八十二番、二-八じゃないかァ!と、俺は雷に打たれた気分になった。聴こえてきた曲はドラマ『火花』の挿入歌で、話を二週間前に戻す。
 松谷秀幸の優勝で幕を閉じた西武園記念の予想番組で俺は、稲垣裕之-村上博幸-澤田義和の「五-二-八」三連単一本に絞る「手助け」として、ドラマ『火花』の劇中で役名・神谷が、酔っ払い、意味なく「八十二番!」「八十二番!」と連呼する場面を紹介した。視聴者はナンノコッチャだったろう。スタジオ内もシラケた雰囲気だった。
 数日後の土曜日午後十一時から『火花』の最終話が放映され、神谷さんはそこでも「八十二番!」と吐いていた。
 それから一週間後に競輪ダービーの予想だった。俺は武田豊樹から数点の車券を示し、結果は御存じのとおり三谷竜生の優勝で終幕したのだが、更に二日が経って冒頭のミニストップとなる。
 なんとそれまで三谷竜生-桑原大志で入った目「二-八」と「八十二番」が俺の中では微塵も結びつくことはなかっのだ。なぜだかスポンと脳内から消えていたのだ。神谷さんの「八十二番!」が。
 俺は自虐する!
 神谷さんが教えてくれた二車単マンシュ―を一銭にもできなかった!
 ボケるにもほどがある!
 ファック!
 畜生!
 他人にはこの悔しさ無念さは伝わらんだろうな、きっと。
 おらあ駄目みたいだ、もう。



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