まずは松山記念「金亀杯争覇戦」から、初日特選３個レースは中村浩士・渡邉晴智・浅井康太がそれぞれ①着で優秀競走「道後マドンナカップ」に進出した。

期待した中川誠一郎は後方に置かれて⑨着に大敗、二次予選で巻き返しをはかる。

1/20
松山12R S級優秀
[車 名 期県]
①浅井　康太　 90三○
②中村　浩士　 79千
③原田　研太朗 98徳◎
④荒井　崇博　 82佐▲
⑤合志　正臣　 81熊
⑥根田　空史　 94千
⑦岡村　潤　　 86静
⑧近藤　隆司　 90千△
⑨渡邉　晴智　 73静

並び
③ ①４５ ⑥８２９７

南関東５車に対して①浅井がどう出るか。

勝ち上がりに関係ないレースでもあり、ここはある程度早めに仕掛ける展開は十分にある。

それなら単騎③原田の一発を狙いたい。

相手は一応力で浅井だがその後ろの④荒井も面白い。

好展開見込める⑧近藤が押さえ。

二車単
③→①④⑧

ガールズケイリンは今日もダブル開催、向日町二日目は荒牧聖未と山原さくらがともに連勝で決勝に進出した。

６Ｒは野口諭実可→林真奈美→荒牧→渡辺ゆかり→高橋梨香→蓑田真璃→猪子真実という初手の隊列、残り２周を通過してバックから動いた蓑田が打鐘で飛び出す。

以下はそのままの隊列で最終ホームへ、２番手の諭実可が残り１周で蓑田を叩き返して主導権を取る。

４番手の荒牧は後方から仕掛けた梨香に併せて２角から発進、あっという間に先頭に立つ。

併された梨香は態勢を立て直して荒牧を追走、完全に２車で抜け出してやや離れて林が３番手となる。

直線は一騎打ちになるが荒牧が押し切って連勝、好マークの梨香は惜しくも②着となり林が③着となった。

荒牧は鋭い捲りで力通りの連勝、仕掛けてから先頭に立つまでのスピードがものすごい。

決勝は山原が相手となるが、動きたい時に俊敏に動けるという点ではこちらが上か。

梨香は今日はわずかに届かず、それでも連日好マークから直線勝負で見せ場を作っている。

悲願の初優勝へデキは文句なし、真っ向勝負では２強に対して分が悪いのでなんとか展開を突きたい。

林はやや離れた③着、もう少しスムーズに切り替えたかったが大勢が決した後に伸びてきたという印象で今日は完敗だ。

７Ｒは山本レナ→藤巻絵里佳→山原→山本奈知→三宅玲奈→中野咲→板根茜弥、⑦中野と⑥板根が入れ替わっただけで前から５車は枠なりのスタートとなる。

残り２周から動いた板根が打鐘で先頭、ペースが緩んで板根→レナ→藤巻→山原の車間がそれぞれ開いた形で残り１周を通過する。

ここからレナが仕掛けるが板根も突っ張ってモガキ合い、４番手の山原はスピードの違いで自然に追いつくと最終バックで３番手から併せて仕掛けた藤巻の上を軽々と捲っていく。

初手からマークの奈知がしっかり追走、藤巻も３番手で踏ん張る。

山原は奈知を振り切って今日は快勝、続いた奈知が②着で藤巻が③着となった。

初日は同着まで追い込まれた山原だが今日はしっかり押し切り、予選で簡単に負けていい選手ではない。

個人的にはもっと遅くてもいいぐらい、後ろから差されるレースはもういらない。

奈知は初手から山原マーク、初日に苦しい展開をしのいだごほうびか今日はついていくだけのイージーなレースになった。

さすがに抜けなかったが連日好気配、予選クラスでは上位の安定感がある。

藤巻は山原には上をいかれてしまったが連日好展開を生かして②③着で決勝進出、このぐらいは走っていい。

1/20
向日町5Rガールズ一般
[車 名 期県]
①中野　咲　　 110愛△
②板根　茜弥　 110東○
③野口　諭実可 102群
④山本　レナ　 106京
⑤渡辺　ゆかり 102梨◎
⑥蓑田　真璃　 110千▲
⑦猪子　真実　 104愛

一般戦はなるべく自力型から入りたいがここは復調気配の⑤渡辺、単純に着順だけ見ても④④着でこの相手なら勝ち負けにならないといけない。

あとは鮮度、一般戦では好走目立つ②板根・⑥蓑田に①中野も力をつけている。

初日に落車の③諭実可は思い切って消し。

三連単
⑤→①②⑥

1/20
向日町11Rガールズ決勝
[車 名 期県]
①山本　奈知　 106千▲
②山原　さくら 104高◎
③三宅　玲奈　 108岡
④高橋　梨香　 106埼
⑤藤巻　絵里佳 110島
⑥林　真奈美　 110福△
⑦荒牧　聖未　 102栃○

②山原に求めるのは勝つレースという１点、このあたりで取りこぼしているようではどうにもならない。

⑦荒牧はこのメンバーで一番外は少し嫌なところ、どう組み立てるか。

あとは大混戦で車券も意外に難解だが好枠で①奈知と自力でも勝負できる脚がある⑥林にしておく。

三連単
②→⑦＝①⑥

高知ミッドナイトは最終日、決勝戦は梶田舞が順当に完全優勝を飾った。

レースは長澤彩→梶田→山口菜津子→浦部郁里→戸田みよ子→齊藤由紀→日野友葵という初手、打鐘で動いた戸田が最終ホームで先頭まで上がる。

１センターで内から浦部・外から日野が追い上げて菜津子の横あたりまで進出、さらに最終ホームでは浦部が梶田の内を掬ったところで長澤が発進する。

これで普通なら苦しい展開になる梶田だが浦部の外で並走から軽々と長澤を捲ると直線は後続を突き放して圧勝した。

先に仕掛けた長澤は②着、浦部が③着で人気通りの決着となった。

梶田は圧倒的な強さ、今年に入ってからの２戦は他派のマークもより厳しくなってきて勝ってくださいというレースにはならなくなってきたが、それでも力が違いすぎる。

これでグランプリを含めて13連勝、小林優香の22連勝（２回）を抜いてしまいそうな雰囲気もある。

長澤はうまく仕掛けてはいるが相手が悪すぎ、今回は予選をしっかり連勝して決勝でも対抗軸としての役割は果たした。

浦部も相変わらずの俊敏な立ち回り、結局は定位置(笑)に落ち着いたが梶田の内を掬って長澤後位を奪取して見せ場を作った。

ガールズケイリンはまたまたミッドナイトで今度は小倉がスタート、ここは小林優香が登場する。

長期欠場から復帰後はただでさえいまひとつだったのが伊東で落車してまた１ヶ月ぶり、実力は断然だがこの流れの悪さは気になる。

対する小林莉子は松山で①②③着、こちらもこの選手にしては直線の伸びがもうひとつだったが得意の小倉で逆転をうかがう。

1/20
小倉1Rガールズ予選1
[車 名 期県]
①菅田　賀子　 104城▲
②山路　藍　 　106京
③小林　莉子 　102東◎
④飯塚　朋子 　102大△
⑤黒河内　由実 110新
⑥田中　まい　 104千○
⑦越田　恵美子 102石

③莉子と⑥まいは松山でも２回対戦、いずれも莉子が先着しておりここもその通りの評価になる。

あとは④飯塚だが前回は全く精彩を欠いたので過信禁物、むしろ好枠得た①菅田が地味ながら力をつけており面白い。

三連単
③→①⑥→①④⑥

1/20
小倉2Rガールズ予選1
[車 名 期県]
①山本　知佳　 110和○
②藤谷　はるな 110茨△
③藤原　亜衣里 102新
④田仲　敦子　 104熊▲
⑤小林　優香 　106福◎
⑥田畑　茉利名 102千
⑦井上　玲美　 104東

⑤優香は出てくる以上はこのあたりに負けていては話にならない。

相手はハマればすごい脚を使う①知佳と堅実④田仲、前々に展開する②藤谷も押さえたい。

三連単
⑤→①④→①②④