皆様、おはようございます。

全国ランク上位96名が一堂に会し、山陽オートにて開催中の特別G1プレミアムカップは、今日が２日目。
勝ち上がり条件によって３段階に分かれた二次予選が行われます。

という事で今日は、９Ｒ以降、二次予選Ａに相当する「プレミアムステージ」４個レースの前予想にて、皆様のご機嫌を伺います。

初日のレースを総括しますと、やはり実力拮抗のオープン戦らしく、スタート後の序盤の展開が最重要。ほぼ、序盤で先行した車同士で決まっています。
これには、「実力拮抗のオープン戦」という要素もありますが、走路改修からまだそれほど経っていない山陽の走路状態、これに加えて近況どこの場でもタイムの出やすい、まぁタイヤなり何なりのパーツ的な要素、これらがミックスされた結果かな、というように個人的には思っています。
「走路改修からまだそれほど経っていない」というのは、期間で見るとやや語弊がありますが（山陽が走路改修されたのは一昨年の秋で、１年とちょっと経過はしている）、そもそも山陽は開催自体が少ないため（今回も、何も改修等イベントが無いにも関わらず２ヶ月ぶりの本場開催）、以前に比べて使われる頻度が少なく、あまり劣化していないのではないかと推測しています。

この初日の傾向から、終日晴天で良走路が期待できる今日・２日目に関しても、車券の狙いはとにかく「スタート速攻力を持つ選手」。昨日も指摘の通り、「多少試走タイムが悪くても」というところがポイントで、それが若干穴目の配当に繋がっています。

それでは、ここから前予想に入ります。
前述の通り、今日も走路想定は「良走路」１本とします。


[2017.03.19]　山陽
プレミアムカップ・２日目
【９Ｒ】プレミアムステージ　3100m（６周）
良
◎①高橋貢（伊）０
　②岩田行（伊）０
△③佐々木（山）０
　④平田雅（川）０
　⑤浅田真（浜）０
○⑥山田達（川）０
注⑦田中茂（飯）０
▲⑧木村武（浜）０

例えば佐藤摩や鈴木圭のように、確実にトップスタートを決められるような速攻選手がそこまで見当たらず、このメンバー構成なら最内枠でも実績十分、キッチリとスタートを決めてくる①高橋貢で盤石のレースか。スタートという意味では⑤浅田真のスタート力が若干気になるが、これを追走する形でもすぐに捌いて浮上できよう。
昨日のタイム比較だけなら⑧木村武が一番とは言っても今日は大外枠で展開にやや注文が付くだけに、メンバー構成を見ても混戦の様相。ここは枠順からも、昨日の終盤で目を見張る追い込みを見せた⑥山田達が、近況機力好調で狙ってみたい１車。
また、地元山陽に戻って機力一変した③佐々木も、この枠なら好位置キープとなるか。スタート速攻がやや見劣りする分、連下に留めるが、昨日も強烈な追い込みを見せていた。

本線（３単）：１－６８－３６７８
押え（２単）：１－３、６－１


[2017.03.19]　山陽
プレミアムカップ・２日目
【10Ｒ】プレミアムステージ　3100m（６周）
良
○①早川清（伊）０
注②池田政（川）０
▲③佐藤摩（川）０
　④青木治（川）０
△⑤角南一（山）０
◎⑥浦田信（飯）０
　⑦五所淳（山）０
　⑧伊藤信（浜）０

このメンバー、枠順であれば、ほぼ確実に③佐藤摩のトップスタートから始まるであろうレース。という事で、車券の中心になるのは、その「③佐藤摩のペースに追い付き、追い越せる選手」。昨日、同様にトップスタートを切って逃げ切った③佐藤摩の本走タイムは3.377、本人の実力から考えてほぼこのタイムが目一杯と考えられるが、それを早めに捌いて抜け出せるレベルの選手を中心に考えたい。つまり、③佐藤摩を上回るタイムを出せる機力だけでなく、スタート速攻力もやはり重要で、まずは「③佐藤摩以外の選手に対して優位にレースを運べる事」がポイントになると考えている。
その意味で、昨日１枠から好スタートを切った⑥浦田信は、近況スタートのキレが増しており、６枠からでも前団に取り付けるスタート力が有る。まずはここを中心視したい。
次いで、最内枠なのがやや気になるが、近況は、昨年末のSSでもオープン内枠からトップスタートを決める等、仕上がり次第ではイメージを覆すレベルのスタートを決めてくるようになった①早川清が、序盤で３・４番手くらいをキープ出来る展開に持ち込めれば、後は折り紙つきの機力を活かして追い込んでくる算段。それ以上の抜群スタートも可能性としてはあるため、逆転展開も考えたい。
これに、③佐藤摩の残り目は十分考えたいところで、抜群スタートから序盤でどこまでアドバンテージを築けるかがポイント。相手強化でスタートもやや霞みそうな⑤角南一は、やや後方から追い込んでの連下か。

本線（３単）：６－１３－１２３５
押え（２単）：１－３６


[2017.03.19]　山陽
プレミアムカップ・２日目
【11Ｒ】プレミアムステージ　3100m（６周）
良
注①緒方浩（山）０
◎②永井大（川）０
○③丹村飛（山）０
▲④佐藤貴（浜）０
　⑤澁澤憲（伊）０
　⑥廣瀬勝（川）０
△⑦佐藤二（川）０
　⑧鐘ヶ江（飯）０

機力的には、昨日も3.342のハイペースで後続を突き放して逃げ切った②永井大と、先行した鈴木圭を殆ど離されずに追走し、川口G1制覇の勢いそのままにレース脚では互角である事を証明した③丹村飛の２車が抜けている印象で、ここから狙う。特に③丹村飛は今年序盤から連勝を重ねる勢いで、最初は「たまたまかなぁ・・・」等と思ってしまっていた私の度肝はもう何回抜かれたか分からない程。前節川口G1制覇が更なる自信となったのか、試走3.25と「やっぱり常識を超える存在」の鈴木圭に肉薄した昨日の動きは、本物である事の証明としてはこれ以上無いもの。今日は枠順から②永井大の位置が良く、①緒方浩次第ではあるがおそらくトップスタートと見ている分、今日も展開面ではこれを追走する形になりそうなため、一応対抗とするが、逆転も十分狙ってみたい。
この２選手以外は、そもそも機力のレベルが一枚下で、その中での連下争いは拮抗。但しこの中では、昨日浦田信と抜きつ抜かれつのバトルを演じ、最後は１着同着に持ち込んだ④佐藤貴も、本人の機力レベルでは最高潮に近く、これに抜群のスタート力を以てすれば、この２人に割って入る可能性は有りそう。
・・・ただ、展開の鍵となりそうなのが①緒方浩で、ここだけやや実力未知数の部分が有る。メンバー比較ではかなり見劣りするが、昨日オープニングレースを制した時の抜群のスタート力が、これらトップレベルの選手に匹敵するものであれば・・・つまり、②永井大よりも先行する展開となれば・・・残り目も十分か。
とは言え、そもそも実力では見劣り、どちらかというと10ｍ前の選手だけに、あっさり大敗のシーンまであるので要注意。（やっぱり昨日は一次予選、ランク上位32名皆無のレースだけに、機力だけで捻じ伏せたという印象も無くは無いので・・・昨日のタイム比較だけで飛びつくのはやや早計・・・かもしれません・・・）

本線（３単）：２－３４－１３４７
押え（２単）：３－２４


[2017.03.19]　山陽
プレミアムカップ・２日目
【12Ｒ】プレミアムステージ　3100m（６周）
良
注①岩田裕（川）０
　②岡松忠（山）０
○③高橋弘（川）０
△④篠原睦（飯）０
◎⑤鈴木圭（浜）０
▲⑥新井恵（伊）０
　⑦渡邉篤（浜）０
　⑧人見剛（山）０

⑤鈴木圭は、前節の川口G1優勝戦での落車も何のその。場所も気候も異なる山陽走路でいきなり、試走・本走共に一番時計の3.25／3.332。昨日よりはスタート速攻秘める選手が内に揃っているが、仮に先行されても近況は捌きもスムーズで、普通のレース展開ならちょっと負ける要素は見当たらない。
これに一応肉薄できそうなのは内からスタート決めそうな③高橋弘が、前回川口G1準Ｖの機力に引き上げられれば。また、⑥新井恵も山陽に入って気配一変、得意のスタートも光り出し、⑤鈴木圭に乗っていけると十分連絡みのチャンス有り。
昨日は先行しながら少し番手を落とした④篠原睦も、この相手なら連下で。
なお、⑧人見剛も昨日3.348の本走タイムをマークしており、タイム比較だけなら割って入る可能性を秘めているが、やはり昨日のように「トップスタートから逃げてこそ」の選手というイメージであり、この大外枠で揉まれる展開ならあっさり大敗のシーンもありそうで（そちらの可能性の方が高そうで）、ここは思い切って無印としてみたい。
また、スタート速攻力は全国レベルにある⑦渡邉篤も、これだけスタート巧者が揃う中でこの枠順、スタートはそれなりに切れても、その後捌きが必要となりそうな展開に注文が付く分、こちらも無印としてみたい。

本線（３単）：５－３６－１３４６
押え（２単）：３－５


以上です。
本日も、少しでも車券のお役に立てれば・・・と思います。