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浜松・普通開催優勝戦展望~雨に煙る朝、浜松の街並みを望みつつ~

2017/06/25 9:09 閲覧数(461)
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皆様、おはようございます。

浜松市内の某ホテルの一室より、コラムを更新致します。

今週末のオートレースは、伊勢崎・浜松の2場開催。早いもので、それぞれ優勝戦を迎えます。
今日もこのうち、現地参戦中の浜松の優勝戦前予想にて、皆様のご機嫌を伺います。

・・・昨日は、惨敗でございました。今年の初め、「他で負けても浜松オートで負債を回収する」、ドル箱状態だったのがウソのような状況・・・というか、これが通常営業なんでしょう。確変状態から抜け、いつもの悔しさ、車券のヘタっぷりが冴え渡る結果となりました。それを何とか覆したかった伊勢崎ナイターでも、途中少し持ち堪えたものの、最終的には傷が広がるだけでした。

・・・さて、今日こそは、というところですが。

昨夜より雨が降り始めた浜松市内。今朝、6時頃目が覚めて既に明るくなっている外を見遣ると、未だしとしと雨が降り、路面はしっかりと濡れておりました。
部屋備え付けのテレビから流れる天気予報でも、雨の予報。昼間には雨が上がる時間帯もあるようですが、次の纏まった雨雲がちょうど優勝戦の時間帯近辺に浜松を通過していく予報にもなっており、湿走路は免れないかな・・・と考えています。

という事で前予想の方も、今日は湿走路一本の想定で。

では、優勝戦はいつものように、1車1車の短評形式で、前予想をしてみたいと思います。


①和田 健吾 (浜松) ハンデ 0

 準決勝では、新井淳の速攻をマークする形からこれを捲りで仕留め、松尾啓の機力には屈したものの、地元ニューエース・鈴木圭の追撃を振り切り、価値ある優出を決めました。
 良走路であれば近況充実の機力を活かしての逃げが期待できましたが、当人としては良績の無い湿走路。昨夕、ナイター場外発売中に行われた優出選手紹介セレモニーでも、雨に関しては消極的な言葉でした。序盤の展開面でも、外からの先行がやや濃厚であり、厳しいと言わざるを得ません。


②益 春菜 (川口) ハンデ 0

 準決勝は0m3車並び、鈴木辰・鈴木静という浜松が誇るベテランスタート巧者の外枠から一気の速攻を決めて先頭を奪うと、そのままペースを上げて押し切りました。
 当人の雨実績と言えば、直近では前節G2川口記念の優勝戦。人気を集めましたがペースを掴めず、序盤から主力ハンデ勢の追撃を喰らう展開となってしまいました。消音マフラーという条件の違いこそあれ、「主力勢の目標」となってしまう点が大きいかもしれません。
 ただ、前回よりは湿走路巧者が多くは無く、今日も10m前の位置、本来のスタート力でまずは序盤の展開を作れる分、残り目に全く期待できないわけではありません。


③中村 友和 (浜松) ハンデ 10

 5Rの時間帯で行われた準決勝、最重ハン最内枠からスタートを決め、永井大には屈したものの、機力を活かした攻めで2着。見事に優出を決めました。
 浜松32期の中では湿走路巧者で鳴らしており、その実績も安定しています。そして、今日も巡ってきた最内枠。この位置では安定してきているスタート力を活かして先行し、早めに先頭を奪う展開に持ち込めれば、前々節に続く地元連続優勝も視野に入ります。


④池田 政和 (川口) ハンデ 10

 今節の動きは決して良く無かった中、準決勝では混戦になった事もあってか、同期・谷川一を最終盤で捌き、木村武に続く2着での優出となりました。
 「雨は嫌いです」とキッパリ断言するほどで、近況も、斑に近いレベルの走路を除いては良績が無く、ここもまずは序盤の展開を掴めるかどうか、です。


⑤松尾 啓史 (山陽) ハンデ 10

 速攻が決まり早めの進出が叶った準決勝、鈴木圭らを競り落とした走りは価値のあるものでした。
 湿走路に関しては決して飛び抜けているわけではありませんが、元来湿走路巧者の多い山陽勢(・・・というのももうちょっと古い話なのかもしれませんが)、ハンデ位置も魅力で一発の期待が持てる存在です。


⑥佐藤 貴也 (浜松) ハンデ 10

 浜松が誇るスタート巧者。昨日の準決勝でも、混戦になるかと思われた最重ハン勢の争いから一気に抜け出し、2着ながら最後は逃げる益春菜に詰め寄る勢いまで有りました。
 もともとは、グレードレースでも湿走路(特に内が利く走路)を乗りこなす存在でしたが、一時期に比べると近況はやや良績に乏しい状況です。前節G2川口記念は優勝戦が湿走路となり、内目の走路で進出できずの5着。必ずしも内が利くとは限らない最近の湿走路の傾向変化もあるのかもしれません。ここもスタートである程度行ければ面白い存在ですが、やや過信は禁物か、という印象です。


⑦木村 武之 (浜松) ハンデ 10

 今節は機力面充実、セッティングも決まっている印象。初日から3連勝での優出という結果に表れています。
 迎える優勝戦は湿走路濃厚、近況はやや安定しない成績ではありますが、機力差を活かしてまずは好位置につけていくと、成績以上の健闘も期待できるところです。


⑧永井 大介 (川口) ハンデ 10

 4節連続優勝と波に乗り、今節も速い攻めで抜け出し、1着で優出を決めました。
 近況は湿走路でも良績が並び、記憶に新しいのは前節G2川口記念。★


以上を踏まえて、前予想の目は以下の通りです。

[2017.06.25] 浜松
普通開催・最終日
【12R】優勝戦  3100m(6周)
湿
 ①和田健(浜)0
注②益春菜(川)0
○③中村友(浜)10
 ④池田政(川)10
△⑤松尾啓(山)10
 ⑥佐藤貴(浜)10
▲⑦木村武(浜)10
◎⑧永井大(川)10

0mは②益春菜の先行から。10mは内から③中村友が残して、早めに前を突く展開なら一気の逆転まで。とは言え、やはり近況湿走路でも絶好調の⑧永井大が内外自在に攻めていく公算。⑦木村武も機力を活かして早めに好位置につける展開あれば、これに割って入れるか。

<湿走路>
本線(3単):8-37-2357
押え(2単):3-78


という事で、本日も、少しでも車券のお役に立てれば・・・と思います。

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