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浜松・普通開催優勝戦展望~勝利の美酒は、「花の舞」大吟醸で!~

2017/01/15 8:15 閲覧数(607)
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皆様、おはようございます。

今週末のオートレースは、浜松・川口の2場開催。このうち、2017年浜松開幕節となる3日間開催が一足早く最終日を迎え、昨日の準決勝戦8バトルを勝ち上がった精鋭8選手による優勝戦を迎えます。

という事で、今日は、この浜松普通開催の優勝戦前予想にて、皆様のご機嫌を伺います。

最強クラスと謳われた寒波の影響により粉雪がちらつく中で始まった昨日の浜松。既に朝から降った分で走路は湿走路、しかし雪が止み、晴れ出してくると一気に走路が回復(雨ではないので走路の表面だけであった事、風が強かった事が影響と思料)、そうかと思えばまた雪が降り出して湿走路へ・・・と、その繰り返し。最終レースの頃には殆ど良走路に近い状況になっていたようですが、準決勝もレース毎に表情が変わる状況で、その中で繰り広げられた1着勝負の熱戦。その勝ち上がりの顔ぶれも、湿走路巧者を交えた多彩なものとなりました。
今節の浜松普通開催、タイトルは「花の舞新酒杯」。静岡県の地酒である「花の舞」の名を冠しています。混戦の準決勝を勝ち抜いたベスト8による、2017年浜松最初の優勝戦。花の舞大吟醸で勝利の美酒に酔うのは、果たして誰でしょうか。

今日もまだ寒波の影響が残り、気温は低いままのようですが、一応また予報を信じ、雪の影響は極小と見て、良走路の想定としておきたいと思います。

では、優勝戦はいつものように、1車1車の短評形式で、前予想をしてみたいと思います。


①木部 匡平 (伊勢崎) ハンデ 0

 湿走路の勝ち上がり、軽ハン活かしての逃げを封じてのものでした。
 良走路の場合、此処までのタイム実績だけでは強くは推せませんが、どちらかと言うとハンデを背負っての捌きレースより0mからの逃げが得意な選手。しかも単独0mからの逃げ、しかも10m後ろは単独でスタートがそれ程早くない②長谷晴となれば、序盤はアドバンテージを築いての逃げとなるでしょう。それがどこまで続くか、ですが、年末の地元伊勢崎レベル(3.43~44)の機力があれば、連下には入れておきたい1車と言えます。


②長谷 晴久 (浜松) ハンデ 10

 湿走路とも言い難い不安定な斑走路を乗りこなしての勝ち上がりとなりました。
 スタートにやや不安の有る当人にとって、まず此処は、前を追って捌くという以前に、10m後ろのスタート速攻(特に最内の③浅田真)を凌げるかがポイントとなります。ただ、凌いだとしても、逃げると速そうな①木部匡に追い付き逆転出来るかどうかはやや微妙な印象、マークでの残り目でどこまで粘れるかというところでしょうか。


③浅田 真吾 (浜松) ハンデ 20

 斑走路となった準決勝では、鈴木一、内山高に捌かれた道中3番手で万事休すかと思われたところ、終盤巻き返してこの両者を逆転しての1着ゴールとなりました。
 まず注目はスタート、最内枠が手に入り、10m前でややスタートに不安有る②長谷晴を叩くには十分の位置。ここを叩いて早めに0m①木部匡との先行争いに持ち込んでいくのが理想の展開と言えるでしょう。前節の伊勢崎G1では3.3秒台の本走タイムもマークしており、このレベルの機力で早めに抜け出す展開で、かつ主力勢が叩き合う形で混戦になれば、逆転まで有るかもしれません。


④仲口 武志 (浜松) ハンデ 20

 不安定走路を乗りこなしての準決勝突破、このハンデを活かしたいところですが、スタートも特に目立つ動き無く、またタイムもこの位置にしてはやや足りず、展開面および機力面ではやや差し引く必要がありそうです。


⑤田中 賢 (伊勢崎) ハンデ 20

 主力10m前ながら3.3秒台のスピードバトルにも対応できる機力実績があり、スンナリ抜け出す展開なら逆転も十分と思われます。ただ、捌きの面では一抹の不安有り、試走タイムで他を圧倒してもレースでは展開が向かず(捌きに手間取り)期待通りの結果に結びつかない事も多いという印象です。トップスタートから早めに前を捌いていける展開なら良いですが、前もそう簡単に止まりそうも無く、またスタート争いでは③浅田真も速く、先に行かれてしまうと厄介な存在となります。


⑥青島 正樹 (浜松) ハンデ 30

 雪が止み、乾きかけの斑走路となった6R、藤波直とのデッドヒートを制しての勝ち上がりとなりました。
 もちろんタイムの安定性は有りますが、如何せん、外の2車の実績が圧倒的であり、タイム比較でも「おそらく現状の青島正では出せないレベル」のタイムでの争いになると思われます。外2車に続いての3番手(最重ハン上位独占)となるようなレース展開でこそ車券圏内に浮上する1車と見ています。


⑦木村 武之 (浜松) ハンデ 30

 昨日の不安定走路をキッチリ勝っての今年5勝目は鈴木圭と並んでのトップ快走となりました。
 今日の優勝戦、ライバルはその⑧鈴木圭、基本的にはこの一騎打ちと見ています。スタート争い自体は⑥青島正も含めた三つ巴、枠なりスタートでも早めに⑥青島正を捌く展開に持ち込めれば、十分争覇圏にあると見ています。(⑧鈴木圭とのスタート争いに関しては後述)


⑧鈴木 圭一郎 (浜松) ハンデ 30

 昨日今年5勝目をマーク、今年も順調に勝ち星を積み上げています。
 まだ少しだけでも斑が残ろうが、風が吹こうが、走路が冷えようが、良走路相当ならキッチリ試走3.2秒台・本走3.3秒台を外さず、得意のスタート速攻からの強烈な捌きを見せており、今日の優勝戦も順当に争覇圏内。当面のライバルとなるのは、同じレベルの機力を誇る⑦木村武となりますが、ポイントは、それに対しても速攻を決めて先行で優位に立てるかどうか。それを語る上で、更にポイントとなるのは、10mでも20mでも無い、今日のスタートラインが30m線であるという事。ご案内の通り、10m以降のハンデラインはコーナーの途中に引かれているため、0mスタートラインに対して平行ではなく、斜めになっていますが、その角度は10m⇒20m⇒30mと下がる毎に大きくなっていくため、「10mぐらいであれば外からでも先行出来そうだが、30mとなると・・・」という疑念が出てきます。今日の優勝戦、とにかく⑦木村武よりも先行できるかどうかによって、その後の展開が変わりますが(⑦木村武を捌く必要が出るか出ないか、という点に繋がるため)、個人的には今日は⑦木村武の先行かな・・・という印象であり(それ以前に⑥青島正も居るため)、展開面でやや厳しいと見て、印の順序は対抗とします(但しスタート速攻が決まってしまえば順当にV奪取でしょうから、裏も必要です)。



以上を踏まえて、前予想の目は以下の通りです。

[2017.01.15] 浜松
普通開催・最終日
【12R】優勝戦  3100m(6周)

△①木部匡(伊)0
 ②長谷晴(浜)10
▲③浅田真(浜)20
 ④仲口武(浜)20
注⑤田中賢(伊)20
 ⑥青島正(浜)30
◎⑦木村武(浜)30
○⑧鈴木圭(浜)30

①木部匡が単独0mの強みを活かして序盤逃げる展開。20m最内③浅田真は、10m前の②長谷晴を叩いて出る可能性有り、早めに抜け出せば展開有利。最重ハン勢は基本的に枠なりと見るが、⑧鈴木圭の速攻力は常に注意が必要。

<良走路>
本線(3単):7=8-135
押え(3単):7-3-158
押え(2単):8=3、3-7


という事で、本日も、少しでも車券のお役に立てれば・・・と思います。

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