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和歌山記念

2017/01/07 17:53 閲覧数(1080)
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みなさんこんにちはm(__)m
ヤマコロジーの時間です。

新年明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。

2017年を迎えて、早いもので立川記念も最終日。
和歌山記念の前検日を迎えております。
今、この原稿を書いているのは和歌山競輪場。
立川記念の結果はまだ分かりませんが、
連日、平原康多が圧倒的な強さを見せています。
対する深谷知広も、調子は悪くありません。
新田祐大は、何とかグランプリの失敗を取り戻そうと懸命に頑張っているように見えます。


さて、和歌山記念には村上義弘が登場です。
昨年のグランプリ優勝から中7日での登場。
さぞかし、お祝いが続いて疲れた表情で検車場に現れると思ったら、
意外にもさっぱりした感じ。
いつもここの記念から始まるので慣れているといったところでしょうか。」
グランプリを優勝して、1番車での仕事始め。
しんどい思いも多いとは思いますが、頑張って欲しいです。

その村上の勝因ですが、
普通に見れば稲垣裕之の先行に乗って、番手から有利に差したというところでしょう。
しかし、そんな単純なものではなかったです。

当日は、強風が吹いていました。
4コーナーのスタンドが無くなった分、
2センターから3コーナーに北風が流れます。
その風がバックを直撃するようになり、
今度はバックの観覧席に当たって2コーナーから1コーナーにかけて巻き込む。
結果、ホームも向かい風になり1周まるまる向かい風になるというわけです。

12月27日、初日から風が吹き荒れていました。
S級戦にも関わらず、上がりタイムが14秒台を刻むレースもありました。

そういったレースを見ていたGP出場選手は、
前を取って巻き返しを狙うのが得策と判断したのだと思います。
グランプリはスタートの取り合いとなりました。
クレバーな村上は、しっかりと前を取って稲垣を迎え入れます。
中団に平原、後方に新田です。

新田が、2周半で稲垣を押さえようとすると一旦稲垣が突っ張ります。
そこで慌てた新田が、50cmだけ誘導員を早く切ってしまいます。
ゴール後失格と判定されましたが、本人は最後まで分からなかったと思います。
それくらいのプレッシャーを背負った戦いでした。
「これからまたファンの信頼を取り戻していきたい」
と猛省していました。

さて稲垣ですが、残り2周過ぎに先頭に立ち、最終ホームで駆けました。
強風の中で、よく先行しました。
あのような姿が、昨年のGⅠ初制覇に繋がったのだと思います。

最終バックでは、
単騎の浅井康多をはさんで5番手となった平原が躊躇なくまくって行きます。
併せて村上も番手から出る。
3コーナーでのもがき合いは、巡洋艦とポンポン船くらいの体格の差がありました。笑
それを制して、ゴール前は武田豊樹との争い。
僅差で勝って村上の優勝。

平原が5番手まくりになったのも勝因の一つです。
4番手なら、まくって平原と武田のマッチレースだったと思います。
浅井の存在が大きかった。
もちろん、チャンスを掴む脚力があるからですが、
すべてが村上に味方しました。

2回目の1番車を着て、今年走ることになりました。
常に全力投球の村上にはユニフォームは関係ないことかもしれませんが、
競輪界の顔としてもうひと頑張りしてもらいましょう。
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コメント(1)

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きのこ

息子さんの競輪学校合格おめでとうございます。今年は良い年になりそうですね。
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