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期間限定復活!暇だからブログでも書いてみよう②

2019/12/27 6:43 閲覧数(1779)
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ひっそりと期間限定復活してみたものの肝心の車券が6打数1安打と芳しくない(笑)。

これではわざわざ恥を晒しに出てきたみたいになってしまうのでもうちょっと頑張らないといけない。

今回は新ルールについて少し、今年の5月31日より新しい競技規則が採用されている。

簡単にまとめると大きくは3点

①先頭員(誘導)の早期追い抜きに関する基準の厳格化

★誘導ペース=1周で2秒程度早くなる
★誘導員が退避するまでに誘導員を抜くと失格となる

☆500バンク=打鐘
☆400バンク=赤板
☆333バンク=残り2周半

②先頭員に対する危険行為及び妨害行為に関する失格基準の厳格化

★先頭員追い抜き失格ゾーン内での先頭員に対する違反行為=重注→失格へ
※追い抜き可能ゾーンでの違反行為=重注のまま

後ろから上がってきた選手が誘導の外で止まり前受けの選手を内に詰まらせる行為も禁じられる

③暴走行為に関する失格基準の変更

「通常のスパート時期より相当早くスパートした選手が先頭で決勝線に到達した選手より6秒程度以上離れて決勝線に到達したとき」
から
「打鐘開始前よりスパートした選手が先頭で決勝線に到達した選手より5秒以上離れて決勝線に到達したとき」
に変更

さらにいわゆる「番手」の選手の動きも制限されるようになって

★2車身以上車間を空けての牽制
★後ろを振り返っての牽制

にも罰則が課されるようになった。

過度な牽制は今でもよく見かけるような気もするが本当に罰則が適用されているのだろうか(笑)。

はっきり申し上げて本来どれも「不要」だと思うが、それではなぜこんなルールになってしまったのかというとやはり選手それぞれが「勝つ、あるいはひとつでもいい着を得るために全力を尽くす」という極めて当たり前のことができていないように見える事象があまりにも多すぎるからだろう。

車券を買っている客から見て「できなかった」は仕方ないとしても「やらなかった」ように見えてしまうのは実際がどうであれよろしくない。

さて、新ルールによってレース形態がどう変わったかというと私の印象ではまずとにかく突っ張り先行が激増したように感じる。

以前ならもっと早めに抑えにきたのができなくなって誘導のペースも早いのでわざわざいったん引かなくてもスピードに乗りやすいのだろう。

またラインで決めるという観点からも引いてカマシ・捲りより突っ張った方が後ろは明らかに追走しやすい。

一方後方から抑えにいくのはこれまで以上に消耗させられる。

よって前受けがかなり有利になって車番やスタートの巧拙もガールズ並みに(笑)重要となってくる。

なかでも新ルールの影響が大きいと思われるのは7車立て、私は本来7車立てに関しては「超推進派」と申し上げていいが新ルールが適用されてからの7車立てはクソレースの連発で全然面白くなくなってしまった。

特にひどいのがチャレンジ予選、例を挙げてご説明しよう。

例えば
①23 ④5 ⑥7
という並びのレースだったとする。

①は先行力十分の新人で75点を超えるような選手、これに対して④や⑥はせいぜい70点ぐらいの「自在」といえば聞こえはいいが要は中途半端な自力選手としよう。

こういう組み合わせで新ルールになってからはもう実に99%ぐらい①の本線が前受けになる。

例ではたまたま本線を①番車としたが枠の内外に関係なくこうなるケースが非常に多い。

これだけでもう別線は死に体、ほとんど何もできなくなってしまうのである。

早めに誘導を斬って降ろせないうえにペースも早いので④や⑥は抑えにいくにもかなり脚力を消耗させられる。

逆に①はほとんど誘導を使った二段駆けのようなもの(笑)、すでにスピードに乗っているところにそもそも逃げる気のない④や⑥がチンタラ上がって来るなら軽く突っ張ってやろうかとなる。

④や⑥が必死こいてようやくインを斬ったとしてもすでにかなり消耗しているので今度はどうしたって流す必要がある。

そこへ結局①がドカン、突っ張られるよりは①の後ろが離れる可能性も高いが先に脚を使ってしまっているからやはり何もできない。

ひどいのになるとどうせ突っ張られるからと抑えにいこうともせずに中団確保、もっと最悪なのは④と⑥がどちらもそう考えてしまい大本線の①が楽々逃げて雑魚同士が一生懸命中団を取り合うというアホみたいな展開だ(笑)。

「そんなところで並走するなら番手やれよ!」というのもしょっちゅう、こんなのは客から見たら論外なのだが予選は④着あるいは⑤着でも通過してしまうことがあるので選手の都合だとこういう作戦が成り立ってしまう。

ただでさえ脚力の差がある組み合わせなのにさらにルールで色々制限してしまっては脚力のない方はごまかしようがなくどうやっても苦しいのも確かで、最初っから着拾いみたいなレースが激増してもこれは選手だけが悪いとは言い切れない。

これではまるで面白くないが車券を買う側は傾向がこれだけはっきりしているのであればそれに沿えばいいだけ、好きとか嫌いとか面白い面白くないはまた別の話にしないといけない。

新ルールで恵まれるようになったのはロートルのマーク屋たち、カマシや捲りではぶっちぎれてもスンナリ突っ張り先行ならまあさすがにそこそこはついていく。

一方の別線は最初から着拾い、強い自力の後ろをどかすような動きも積極的にはあまりなく勝手にちぎれるのを待つだけだ。

その結果ライン決着はもう明らかに増えているのだから、これから新規で参入するような人にとっては入口はこれでいいのかなとも思う。

なおチャレンジでも準決勝・決勝となれば話は別、別線も骨っぽいので上記の例の限りではないし決勝などは新人のワン・ツー・スリーとかになって後ろはほとんどいらない(笑)。

それでは今日もガールズへ。

前橋二日目は高橋朋恵と太田美穂がともに連勝、完全Vをかけて決勝戦で激突する。

6Rは⑥小坂が前を取ってその後ろに①當銘という想定内の初手だったのが⑤奈良岡が上がっていくとなんと當銘があっさり引いて奈良岡に位置を明け渡してしまうという全く不可解な運行、奈良岡を入れてもメリットは何もない。

これはもう論外、勝負のうえで踏み負けたのであればともかくこういう敢闘精神欠如は本当に萎える。

4番手だった④朋恵が打鐘で叩いて先頭に立つと小坂と追い上げた當銘が後位で並走、そこを最終ホームで②新井が叩きに出ると今度は小坂が内を掬って先行策に出る。

朋恵は落ち着いて小坂の番手を確保、以下奈良岡→當銘で最終バックを通過する。

結局は絶好の展開になった朋恵が直線で小坂を捕らえて快勝、逃げた小坂は②着となり奈良岡が③着に流れ込んだ。

朋恵は堂々の連勝、前々に踏んでおいて小坂の奇襲にもきっちり対応した。

今回はすでに3回優勝とまさに飛躍の年、今回はこれまでの優勝とは立ち位置が違い有力な一車として決勝に臨む。

小坂は意表をつく先行策、朋恵が新井を出させてしまうと内に詰まる可能性もあるのでそれなら自分で出てしまった方が確実という判断か。

先行選手というわけではないが場合の手段で咄嗟にこういう動きができるのはさすがだ。

奈良岡はあの初手から小坂の後ろが取れたのはかなりラッキー、以前のような爆発力は影を潜めたがそつのないレース運びでここもしっかり決勝に乗ってきた。

當銘は結局④着で予選落ち、あんなに下手に乗られてはガッカリだがそもそもアテにできるタイプではないのだから買う側もセンスがない(笑)。

7Rは前を取った地元①小林彩乃が⑥美穂を迎え入れて能書き通りの初手、⑦高木も入れてもらおうと上がったがその後ろから先に美穂が前に出た。

新ルールではないが(笑)これでもうほとんど勝負あり、高木も何とか前に出ようと打鐘から早めに叩きにいくが美穂がこれを突っ張って高木は2角あたりではもう明らかに厳しくなる。

美穂→彩乃の後ろに田口で最後までそのまま、ここは全く能書き通りに運んで配当もそこそことなんとか一本出て辛うじて面目を保った。

美穂は大楽勝の展開で連日の逃げ切り勝ち、今回のメンバーでは明らかに機動力が上位だし優勝候補の筆頭だろう。

彩乃もやるべき事をしっかりやって②着、狙い通りに「ついていくだけ」の形を作って地元で決勝進出を決めた。

田口も初手のまま流れ込んで③着、ああなればもう動く必要がないし相変わらず堅実だ。

美穂が前を取った時点で高木にはどうやっても苦しい展開、あれ以上早くは踏み込めない。

現状では上位クラスに入るとスピード・瞬発力不足でなかなか自分の形にさせてもらえないだろう。

12/27
前橋5Rガールズ一般
①日野 未来  114奈良◯
②向井 円   114大阪
③明珍 裕子  104福島
④飯田 よしの 106東京
⑤新井 美菜  116埼玉▲
⑥當銘 直美  114愛知◎
⑦神澤 瑛菜  116群馬△

ここまで低調な組み合わせになれば⑥當銘、今日のレースを見せられてはあまりアテにはできないがさすがにここは大丈夫だろう。

相手は予選でも時々ヒットがある①日野、もっと走っていいはずでまだまだ物足りないが一瞬の脚はこのクラスのものではない。

あとは差がある組み合わせだが頭打ちの面々よりは新人の⑤新井・⑦神澤の上積みに期待してみよう。

三連単
⑥=①→⑤⑦

12/27
前橋10Rガールズ決勝
①高橋 朋恵  108東京◯
②太田 美穂  112三重◎
③高木 佑真  116神奈川
④小坂 知子  104岐阜▲
⑤田口 梓乃  102山口
⑥奈良岡 彩子 104青森△
⑦小林 彩乃  112群馬

②美穂の完全Vが濃厚、①朋恵の充実ぶりも侮れないがやはり自力の優劣で美穂が上回る。

朋恵と変幻自在の④小坂が相手、最終的にはなんとなくいい所にいるであろう⑥奈良岡が押さえ。

三連単
②→①④→①④⑥

小倉二日目は高橋梨香と山口伊吹が巻き返しの1勝、決勝戦は混戦模様だ。

6Rは初手から内村→梨香と並んでしまってこれは前回西武園でも予選で二走ともこの形になった。

予選クラスだと(簡単に入れてもらえるので)強い自力ほど好きな位置を取りやすいが、このように両者が人気になっているレースでわざわざ当面の相手の前に入ってしまうのはあまり関心しない。

理由は申し上げるまでもなく仕掛けた時に相手に絶好の展開を与えてしまうからだ。

あと②寺井は特にスタートを失敗したわけでもなく梨香の後ろには入れそうだったのを自ら最後方まで下げてしまったのは何なのか。

残り2周で6番手から⑥清水が上がると打鐘で⑦増茂→④齋藤が追走、内の内村→梨香→①戸田と二列並走で踏み合いになるがこれは力の違いが明らかで内村が突っ張っていく。

清水後位から増茂も捲っていくが絶好の展開になった梨香が満を持して3角から発進、増茂は併されて苦しくなったがその後ろの齋藤が車群を縫って梨香後位に切り替える。

梨香は番手捲りで楽勝、齋藤が②着に伸びて逃げた内村は辛うじて③着に残った。

梨香は勝ってくださいの展開、本来は組み立てに難があるタイプだが当面の相手である内村が単調なレースでわざわざ引っ張ってくれたのだからこれは簡単だ。

いい形を自分から狙って作れるかが課題だが決め手は十分で一発の魅力がある。

齋藤は前が不発になったところを俊敏に梨香後位に切り替えた動きが秀逸、最後はよく伸びた。

こちらは梨香以上にレース運びに難がありここも組み立てとしては決してほめられたものではなかったが、やはり末脚はいいのでこれを安定して繰り出せるようにしたい。

内村はそもそも自在タイプで逃げてしまってはこんなものだし、ただ漠然と一番前を取って当面の相手になる梨香の前に入ってしまったのは甘い。

穴に期待していた寺井は結局後方でウロウロしていただけ、松山でたまたまよかったがあれではレースになっていない。

7Rは残り2周から⑤黒河内→⑦中西が上昇、黒河内がインを斬ったところをさらに中西が叩いて打鐘を迎える。

①山口はすぐにこれを追って発進、最終ホームでは主導権を取る。

この時に前受けから2車出して3番手になっていた⑥比嘉は山口追走の②佐伯を捌いて山口後位に追い上げ、山口に叩かれた中西と並走になる。

④智香は比嘉を追走、ただでさえ自力1車のような構成でまんまと後続をもつれさせた山口は悠々ペース駆けで完全にレースを支配する。

山口はそのまま押し切って大楽勝、外並走をしぶとくしのいだ比嘉が②着となりその後ろから伸びた智香はわずかに及ばず③着となった。

山口は文句なしの逃げ切りで快勝、本来は捲りの方が得意なのだろうが自力タイプの強敵不在の構成利をしっかり生かして他派に何もさせなかった。

上位クラスではこう簡単にはいかないだろうが今日は満点の内容、2回目の優勝も十分狙える。

比嘉は山口後位に追い上げて外並走で番手勝負、外並走では剥がされてしまうことも多いが前の山口も全然踏んでいないので比較的楽なのと内の中西の方が先に脚を使って消耗してしまったので粘り勝ちといったところか。

近況は一時の勢いがなく明らかな失敗のレースが増えていたが今回は初日④着から見事に巻き返した。

智香は比嘉の後ろ、勝ち負けという点で言えばやや立ち遅れてしまった印象で勝った初日も含め動きとしては山口を撃破した川崎の時ほどではないようにも見える。

しかし全体的な総合力アップが顕著、このあたりのメンバーならもう当たり前に決勝に乗ってくるしいつ優勝しても驚かない。

内で伸びを欠いた中西や先に動いた黒河内も内容は決して悪くなく形は作ったが、いかんせん山口が楽逃げで好位をスンナリ回れなかったのが痛い。

あと佐伯は山口後位を比嘉に捌かれてあっさり後退、自転車のキャリア自体はあるが接触や並走が全くダメでもう少し揉まれ強くならないと厳しい。

12/27
小倉5Rガールズ
①佐伯 智恵  114広島△
②増茂 るるこ 102東京○
③黒河内 由実 110長野▲
④三尾 那央子 114北海道
⑤清水 彩那  116静岡
⑥高尾 貴美歌 116長崎◎
⑦寺井 えりか 114北海道

ここに入るとさすがに明らかに上位の②増茂でいいかなとも思うがそれ以上に単の魅力を感じるのは補充の⑥高尾だ。

前回松阪では②③④着と大健闘、一般戦は立川→岐阜と連勝中でいずれも捲って圧勝している。

レース運びはまだまだだがこれからの選手、こちらも売れるだろうが頭勝負してみたい。

相手はもちろん増茂、あとはレースが上手になってきている③黒河内と増茂が前受けから突っ張るなら内枠が恵まれるので①佐伯。

三連単
⑥→②→①③

12/27
小倉10Rガールズ決勝
①内村 舞織  112福岡◎
②中西 叶美  112愛知
③高橋 智香  112愛知○
④山口 伊吹  116長崎▲
⑤比嘉 真梨代 114沖縄
⑥齊藤 由紀  112愛知
⑦高橋 梨香  106埼玉△

混戦だが予選で勝ち星ある4車の優勝争いか。

しかし④山口と⑦梨香はちょっと展開がよすぎたので額面通りに受け取っていいものか。

①内村は予選では自力勝負してきたが本来は前々で捌いてよさが出るタイプ、地元でお誂え向きの①番車となればやはり一番計算すやすいか。

相手は③智香、予選ではやや後手になっているが最後は連日しっかり伸びている。

内村が激流に巻き込まれるようなら逆転も十分、初優勝まで期待したい。

あとは機動力で④山口と決め手は上位の⑦梨香だが他の選手にもチャンスはある組み合わせだ。

三連単
①=③→④⑦
①→④⑦→③

なお玉野ミッドナイト決勝は林真奈美が人気に応えて完全優勝、坂口楓華→板根茜弥と入っていかにも混戦模様だったのがやけに順当に収まった。

皆さんお上手なようで…(笑)。

期待した宮地寧々は坂口後位で十分勝負圏内だったが最終バックで我慢しきれず先に踏んで外に浮いてしまったのがもったいなかった。

結局その後ろにいた林が内を突いて差し切り勝ち、あの場面では坂口も踏まないわけはないのだからそれを見定めてから勝負してほしかった。

優勝争いの経験の浅さが出てしまったが近況は失敗しつつも着実に前進、好素材だと思うし来年こそ初優勝だ。
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コメント(6)

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僧侶

おはようございます。

昨夜は二回書き込みましたが両方とも飛ばされてしまいました。(苦笑)

前橋5Rは1日野未来で決勝は6奈良岡彩子に期待してみましたが・・・。

またよろしくお願いいたします。
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MAX

僧侶さん

おはようございます。

昨夜のコメントは2件承認しておりますので。

最初の5件しか表示されず、その下にある「もっと見る」を押すと出てきます。

これは色が灰色なので分かりづらいですね。

日野未来はたまにいい脚を使うのですが…。

またよろしくお願い致します。
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MAX

日野未来ひどすぎ。

接触や並走がまるでダメなのでレースになっていない。
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僧侶

御意。
レースセンス皆無ですね。落胆。
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MAX

僧侶さん

単走の持ちタイムはガールズ全体でもいい方なのですがあれでは話になりませんね。

ゴールデンキャップなのに在校順位があまりよくなかったのでよほど下手なのかと思っていましたがちょっと致命的です。
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MAX

前橋決勝きっちり持ち味発揮(笑)
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