みなさんこんにちはm(__)m
ヤマコロジーの時間です。
3日ほど前から花粉の量が多くなり、マスクなしでは過ごせません(+_+)
23日にJKA表彰、24日に日刊三賞と表彰式ラッシュが続き、今回の四日市記念。
稲垣裕之はタイトなスケジュールでの参戦となりました。
取手全日本選抜競輪から中4日。
稲垣の正念場です。
さて、先日行われた今年初のGⅠ、全日本選抜競輪は平原康多が優勝して幕を閉じました。
今年に入って着外ナシ。
安定の強さです。
強さを通り越して感動すら覚えました。
そのことを象徴するシーンが3日目準決勝です。
原田研太郎が赤板で前に出て、3番手の内に脇本雄太。
外併走が平原となりました。
「平原どうする?」
と思って見ていると、競り合いを嫌って打鐘で脇本が引きます。
平原単独の3番手。
「まくって楽勝だな」
の展開を何と、ホームで叩いて先行しに行きます。
ちょうど、3番手の内側を狙って、郡司浩平が潜り込んできた瞬間でした。
あのタイミングで仕掛けていなければ、外に浮いて苦戦したと思います。
地元の武田豊樹も離れていたかもしれない。
研太郎も、そこに収まった平原が叩きに来ると思っていなくて油断しているところでした。
すべてを上手く支配している。
まずそこが一つ。
研太郎も調子がいいので、叩くまでに脚を使ったと思います。
まくってくる郡司を、武田が3コーナーでブロック。
4コーナーからは、平原と武田のマッチレースとなりました。
先行で脚を使った平原は相当脚力を消耗していたのでしょう。
ゴール前、盟友でありラインの武田に当たろうとして、決勝入りへの執念を見せました。
というのが、大方の見方だったと思います。
実際そうだったのでしょうか。
私には、武田に当たりに行ったのは事実としても、
苦しくてむやみやたらに外に張ったのではないと思います。
「もしかしたら、懐に武田を誘い込んでその衝撃で前に進む力をもらったのではないか」…と。
ゴール前、平原は武田を脇の下から確認しています。
それから当たりに行った。
そして実際自転車は伸びている。
私は、平原に聞きに行きましたが、
報道陣が殺到していてとても聞ける状態ではありません。
すると隣に武田が…。
「チャンス!」
とばかりに武田に聞きました。
「平原、武田に当たって勢いもらおうとした?」
すると、拍子抜けするほどあっさりと
「そうですよ」
と答えました。
武田は受け止めてくれると信じて当たった平原に、それを受け止めた武田。
この2人の奥深さを感じると同時に、そこまで自在に自転車を操れる2人はすごい!
と思いました。
ビビって当たりに行くと、肘を引っかけられて落車してしまいます。
時速60キロ以上のスピードで、なお且つ、相当乳酸が溜まった状態で相手を懐に誘い込む。
これはもう名人芸です。
私は、最後までそれを習得することは出来ませんでした…。
よろめいて当たってたまたま伸びる選手はいますが、
自ら当たりに行って伸びた選手は、渡辺晴智と平原康多しか私は知りません。
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平原康多
2017/02/24 17:07 閲覧数(3565)コメント(3)
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こぁらε^▲^з
競輪を走ったことがない、見てるだけのものにはわからない部分だらけです