連載企画

けいりんの
ルールを学ぶ

第3回 ~競輪の基本的なルールをお勉強☆~

更新日:2017/8/25 カテゴリ:競輪


そろそろ夏も終わりに近づいてきましたね。
第3回は、競輪のルールをさらっとお伝えしていきます!

【バンクについて学ぼう!】
競輪の競走は「バンク」と呼ばれる、楕円形で傾斜のついた競走路で行われます。
選手はこのバンクを、反時計周り(左回り)に約2,000m走ります。
このバンクの大きさは競輪場によって異なっていて、
大きく333.33m、400m、500mの3種に分けられます。
サイズで言うとS・M・L、
某有名コーヒーショップ風に例えるとトール・グランデ・ベンティってところですね(^_^)/
(しつこく某有名コーヒーショップ風に例えると、ショート=250mのバンクを使う話もあるとか!)

このバンクの大きさ、何に影響するかというと…
たとえば画像のバンクAとバンクBを比べてみると、Bの方が直線が長いですよね?
Aの方は直線が短い代わりに、傾斜が急になっています。
大きさによって走り心地や戦法などが変わり、選手によって得意・不得意がでるのです!
ついでに、周回数が4~6周に変わります!


【ユニフォームの色は決まっている!!】
野球やサッカーなどの多くのスポーツと同じように、
競輪選手のユニフォームにも番号が振られています。
しかし、競輪はいつも同じ背番号というわけではありません!!
競輪選手は、レース毎に1~9の番号を割り振られます。
そして番号に対応した色のユニフォームを着て、9人で1レースを走るのです☆


【レースの流れはこんな感じ♪】
続いて一つのレースの流れを追ってみましょう。

 ①9人の選手が番号順に出てきて、発走機(発走台)というスタンドに横一列で自転車を固定します。
あれ?発走機の手前にも自転車に乗っている人がいますね?

 ②先頭にいる紺色にオレンジのラインが入ったユニフォームの人は「先頭誘導員」です。


 ③スタートの合図が鳴ると、発走機のホルダーが外れ9人全員が一斉に全速力で走り・・・ません!!?
先頭誘導員を「先頭」に、一列になって走り始めます。
先頭誘導員はペースメーカー&風よけ役としてレースを「誘導」しているのです。

  ※風よけ役とは?
先頭を走る選手は、向かい風を受けて進みづらく、余計に体力を削られてしまいます。
そこで、ある程度の距離までは先頭誘導員の後ろを全員で走ることで、条件を平等にします。

 ④「え、なにしてるの?競走しないの??」と戸惑うかもしれませんが、大丈夫です。見守っていてください。
番号順も崩れてしまうので、ユニフォームの色を頼りに推し選手の場所をチェックしておきましょう!

 ⑤残り1周半~1周くらいで「ジャン」と呼ばれる鐘(かね)が鳴ります。
トゥァ~~ン、トゥァ~ン、トゥァ~ン、トァントァントァントァントァ…(鐘の音のイメージ)
すると、選手たちが一気にスピードアップ!!先頭誘導員もささっとコースを外れます。

 ⑥時にはぶつかり合いながら、それまでとは比べられないほどの速さでゴール!!!

これぞ競輪!!かっこいい~♥


今回のまとめ

次回は「お気に入りの選手を見つけちゃおう!」を更新予定です。


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